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【2nd / 1994】
L'Arc~en~Ciel『Tierra』
①In the Air
②All Dead
③Blame
④Wind of Gold
⑤Blurry Eyes
⑥Inner Core
⑦眠りによせて
⑧風の行方
⑨瞳に映るもの
⑩White Feathers
L'Arc~en~Cielの2作目のアルバム。発売元はKi/oon Sony Records。
青いグラデーションの透明感溢れるジャケットが当時の音楽性とマッチして世界観をより確かなものにしている。
一瞬ギターか?と間違えるようなフレーズから始まる#1 In the Air。
Hydeの搾り出すような囁くような何とも言えないボーカルが映える。
彼の独特の息の吐き方がもの凄い色気を放っている。
アコースティックなフレーズから始まり、サビで一気に最高潮を迎える#3 Blame。
ベースのエグいフレーズと歌詞が魅力の曲である。
#5 Blurry Eyesは初期の一番の名曲である。
透明感溢れるボーカル。彩るギターとベース。それを邪魔せず引き立てるドラムとまさに非の打ちどころがない。
#8 風の行方。
凡百の若きロックバンドには表現しきれないであろうアダルトな魅力が溢れる。
「行か~ない~で~」のサビが非常に切ない。
この作品を初めて耳にしたのは12歳の頃。
中学生に成り立ての私は、暇を持て余して5歳上の姉の部屋に忍び込んだ。
(まさかこのレビュー見てないよね?姉貴?もう時効ですから)
思春期真っ盛りの少年のハートを鷲掴みにするには充分過ぎた。
Hydeの歌い方は綺麗で儚くて、そして力強い。
Kenのギターは無駄な歪みを排除した透明感溢れるフレーズを繰り出す。
作品自体はスローな曲が多く、ところどころ物足りなく感じるものの、
だからこそ上記2つの要素がより顕著に現れているのだ。
それぞれの個性が主張し、そしてお互いを引き立て合う。
正に生まれるべきして生まれた名盤だ。





