⚠️今回は性的な表現が含まれます。苦手な方はここで閉じてください。⚠️





この本は3人の欲望がぶつかり合う生々しい、しかし現実味のある恋愛小説だ


あらすじ
同じ商店街で幼馴染として育ったみひろと、圭祐(けいすけ)裕太(ゆうた)の兄弟。圭祐と同棲しているみひろは、長い間セックスがないことを悩み、そんな自分に嫌悪感を抱いていた。みひろに惹かれている弟の裕太は、2人が上手くいっていないことに勘づいていたが。抑えきれない衝動、忘れられない記憶、断ち切れない恋情。交錯する3人の思いと、熱を孕んだ欲望とが溶け合う、究極の恋愛小説。

みどころ
1 それぞれの欲望
2 三人の目線

まず1。この本は主に三人の物語だ。そしてそれぞれには捨てがたい欲望がある。ひとみ圭祐が好きだが病気でセックスが出来ないため、欲求不満でセックスがしたいという欲望圭祐はセックスが出来なくて、赤ちゃんが作れないがひとみずっといたいという欲望裕太ひとみが好きだったが兄の圭祐に取られたが、どうしてもひとみ自分のものにしたいという欲望。この三つの欲望がぶつかり合い、人間の生々しさを物語る。この欲望によりどのように物語が展開していくのか。

次に2だ。この本は6章編成ひとみ裕太圭祐ひとみ裕太圭祐の順で書かれている。それぞれがそれぞれの思いがあり、それまでに味わった苦しさが書かれている。兄弟で同じ人を好きになってしまったつらさひとみの辛い過去。それぞれが思いっきりぶつかってしまう。これからどうなるのか。圭祐はずっと一緒にいれるのか。裕太はどうなるのか。そこを中心に見ると面白い。

まとめ
最初の数ページは性的な表現が結構多くてこの本大丈夫か?と思う場面が多かったが、いつの間にか引き込まれていた。性的描写が苦手な方はあまりオススメしないが読んでみると面白いかもしれない。