子どもが目標を諦めないだけではなくて、子どもが何かをできるようになるためには親が「諦めない」ことが子育てにおいてどれくらい大切なのかについて気づくのは、なかなか難しいことなのではないかと思います。

以下は私見ですが…。

一部の全国レベルのことを除いた大抵のこと、例えば生活習慣等については、親の働きかけや支援(子どものレベルでどのようにしたらそれができるようになるのか考えて実行すること)で、子どもはほぼ何でもできるようになります。この段階で親が無理だと諦めたり面倒くさがったりして働きかけや支援をストップしてしまうと、子どもは出来るようになる機会を失ってしまいます。

まずは親が、どうしたらそれができるようになるか子どものレベルで考える×諦めずに何度も考えて実行してみること…子どもは親と別の人格なので子どもの行動をすぐに変えることはできませんが、親自身の行動は自分のことですから思い立てば変えることがいつでも可能です。
最終的には…子どもがそれをできるようにならなかったとしても、その親の姿を子どもに日頃から見せていくことこそ、子どもにとって何よりのプレゼントになるのかもしれません。

子育ても21年目に突入し、いろいろと考えてしまう晩秋の一日になりました。冬が始まります。