長男が東京の大学に進学してからというもの、事あるごとにぶつかる「寂しいでしょ?」問題。

近所のスーパーや次男の学校で長男同級生ママに会うと、「○○くん元気?今どうしてるの?」と、お互いの近況報告になります。私が、

長男はこの春から東京の大学に行きました〜。

と言うとすかさず、

「寂しいでしょ?」

と、必ず言われます。

このブログを毎回読んで下さっている方なら分かると思いますが、私は今、寂しいというよりもホッとしている、と言う方がピッタリの心境なんです。

私は問題児長男が家にいた18年の間、子どもの将来の役に立つと思ったことに積極的に取り組んできました。

ホームステイも今までに4回受け入れ、継続的に国際交流事業に参加してきました。
長期休みには科学研究費で行われる子供向けの学習イベントを探して参加し、裁判所の見学会、いろいろな工場見学へも行きました。当時は医師になりたいと言っていた長男を、ブラックジャックセミナーへも連れて行きました。住んでいるのは地方の超田舎なので、往復だけでも結構な時間と費用がかかりましたが、貴重な体験ができました。
また、長男は特に歴史が好きだったので、家族旅行の行き先はアミューズメントパークではなく、歴史に関連する史跡を巡るものばかり。わざわざ京都まで坂本龍馬のお墓参りに行ったりもしましたね。

おそらく、同じことをやれと言われたら今の私には出来ないくらいの情熱びっくり若かったんですよね〜。私が長男のためにできることは全てやってきたと思います。

結果的に長男は、裁判所の見学と国際交流事業での体験をきっかけに、国際法の勉強ができる法学部へ進学することに。

が、皆さんそんな今までの経緯なんぞ知るはずもなく、「寂しいでしょ?」と例外なく聞いてこられます。私が、

「寂しくないですよ。勉強したいことがあるって言うから、仕方ないですね。」

と、答えると、寂しくないなんて、母としてどうなの?みたいな表情が返ってきます。

だって、これ以上問題児の面倒を見続け
たら、私の寿命がさらに縮むこと間違いなしですもん笑。仮に自宅から通える大学に進学していたら、まず毎日、しかも早朝、駅まで送迎させられていたに違いありません。

嘘でも、本当に寂しいです…と答えた方が、相手は満足するのかも?
次はどう答えようかしら…??