わが家の、甘えんぼなユウくん

ユウくんにガンが見つかり介護生活を
送っていました。

ガンだと診断結果が出てすぐに
立てなくなり、固形物も食べられなくなり
流動食、食事介助が始まり、進行がすすむと
おしっこも自力で出せなくなり
圧迫排尿になりました。

介護は、人それぞれだろうけど、わたしは
病気なのにそんな言い方と思われるかもだけど
介護をお手伝いをさせてもらえて
なんて親孝行ないい子なんだろうって
幸せな介護生活でした。

亡くなる前日まで、しんどかっただろうに
ごはんも食べて
おしっこもうんちも出して
夜、何度も隣りにいるわたしのことを
ちゃんといる?いるよねって確認してくれて

11月16日水曜日
ユウくんは、推定年齢16歳11ヶ月の
犬生を終えました。

最期は、わたしの腕の中で
ゆっくりゆっくりいきました。

わたしは、病気のことがなくても
わんこを迎えた時から必ず最期まで一緒に
自分が看取りたいと思っていました。

わたしの願いを叶えてくれて、自分が
いなくなった後に後悔しないように
ユウくんは最期まで本当に優しいなと
思いました。

11月19日土曜日
ユウくんが、お空へ旅立ちました。

介護生活中は絶対にユウくんの前では
泣かないと決めていましたが、
涙が自分の体のどこにこんなにあったのかと
びっくりするくらい出ました。

だけど、悲しい涙というより
ユウくんのことが大好きで大好きで
たまらないって胸がいっぱいな涙です。

ガンの痛みから解放されて、もう
ユウくんは何の心配や不安もないんだと
お骨を拾いながら思いました。
お骨でもユウくんの特徴があり、
あぁユウくんだなぁって、ユウくんって
お骨になっても可愛いなぁと思いました。

毎日、写真やお仏壇や骨壺にむかって
たくさん話しかけて、まだ泣いてしまうけど
お友達からいただいたお花に癒されたり


ユウくんに、お花をありがとうございました。
ユウくんを想って下さる気持ちが
本当に嬉しいです。


ユウくんはわたしにとって
世界でいちばん優しくてかっこいい男の子。

わたしたち家族にとって
可愛くていとおしくてかけがえのない宝物。

リコとメイにとって
優しくあったかい最高のおにいちゃん。


姿やかたちはなくなっても、
魂は心はずっとそばにいる。


えらかったね、本当によく頑張ったね
これからはお空で元気に走り回って
おいしいものをいっぱい食べられるよ。
またいつか会おうね、その時は
いつものように、またおかあさんに向かって
まっすぐ走ってきてくれる?


わが家に来てくれて、家族になってくれて
本当にありがとう。
ずっと一緒、ずっとずっと愛してる。