最近、

母親の気持ちがよくわかって
考えこんでしまう。







子どもたちが
巣立ちをするだろう瞬間(とき)が
近づきはじめていて
自分と向き合うことになった今、
感じるのは
役目を終えた喪失感と
自分の年齢…









そんな日々、
楽しかった
あの頃を
回想する。







まずは現実逃避笑い泣き









これまで、
子どもたちの視線の真ん中には
ずっと
わたし(母親)がいた








つまり、
わたしはずっと、
見守り、
見つめても もらっていたのだ。








今、
子どもたちの
真ん中に
わたしは居ない…








その寂しさを
目の当たりにしている







寂しくて
でも 気楽で







わたしの感情は、
わたしも よくわからない…







日々の生活でも
そうだ。







手を離したい気持ちと
離したくない気持ちと

ごちゃごちゃだ









ただ
わかるのは、
わたしは
母親に必要とされなくなったような
喪失感を抱いていたあの頃
母親も
今のわたしと
同じであったのであろう…
ということだ









巣立ち







大人にとっても
子どもたちにとっても
忘れられない
瞬間(とき)になるのだろう







今を
さて
どうする……?








どうする
わたし……



















どうする……?