美空が保育園に通うようになってから、働いている場所…。


ここは、翼が保育園に通っていた頃から、よく食べに行かせてもらっていた場所。私は、いつもモツ煮定食。パパは、味噌ラーメンかカツカレー。私たちはいつも同じものしか食べてなかったけど、翼は、小さい頃は肉うどん。成長と共に、モツ煮定食だったり、カツ丼だったり…いろいろです。


私は、この場所には恩があります。その恩を、ここで働くということで、いつか返せたらいいなと思ってました。だからスタートした頃はいろいろあったけど、ここで働けている今、ちょっとだけ嬉しく思っています。(まぁ、まだまだ仕事の段取りも悪く、ご迷惑をかけてばかりでしょうけど…。)


ここからもらっていた恩。


それは、翼を育ててもらった恩。特に食事面で…。


私は、翼が3歳の時、流産を経験しています。

その時から、1年の半分以上は、精神的に不安定になってしまい、何も手につかなくなってしまうことがほとんどでした。でも、周りや家族にさえも、2人目を妊娠したことはもちろんのこと、流産してしまったことも言えず、1人で苦しみ続けてました。その苦しみに追い打ちをかけるかのように、「まだ2人目出来ないの?」と言われ続ける日々…。もう嫌だった…。おまけに2人目なんかいらないよと言いながら、することはする!というパパ…最悪だった。


精神的に不安定になると、日常でやらなければならないことも、ほとんど手つかずになってしまい、金銭管理はもちろん、掃除洗濯炊事…そんな普通のことすら出来なくて、平日の夕食は、実家に任せきり。休日は、ほぼ外食…家の中もしっちゃかめっちゃか…。そんなこんなで借金の生活で、嫌だったな…。パパは、ほとんど家の中のことはしてくれなかったしな…。保育園のこと、学校のことには、ほぼ無関心で、全て私任せ。ただ少しでも怪我してくると、これどうした?先生は何やってるんだ!と、文句だけは1人前。私は、大怪我させられるのは困るけど、友達とのやりとりで出来てしまうひっかき傷程度は、仕方ないと思ってます。まして、まだまだ言葉で伝えられない今の美空みたいな未満児で、ひっかき傷をさせないように…ってのは無理だろうし、その辺はお互い様だと思ってるけど、パパはその辺少しうるさい…。でも、周りには子供達の面倒をよく見てくれるいいパパとして写っているんだよね…。家と外では、ギャップがあるパパです…。


少し話が反れましたが‥。


翼も美空と同じく、1歳になった時から保育園に通い始め、その頃私はヤクルトの仕事をしてました。翼を保育園に通わせるには、私が仕事をしていることが絶対条件でしたので、仕事を辞めることは出来ませんでした。仕事を辞めて、翼と2人一緒に家にいる…翼には、もしかしたらその方が良かったかもしれません。ですが、聴覚障害のある私、何かきっかけを作らないと、なかなか外には出ていかなくなってしまう私に、仕事を辞めるという選択は出来ませんでした。閉じこもりがちになることで、翼は言葉を覚えられないんじゃないか、何も出来なくなるんじゃないか…その不安の方が大きかったんだと思います…。


保育園で出来ることは保育園に、実家で出来ることは実家に、全て丸投げ状態だった私。当時の私は、おそらく最低の母親だったでしょうね…(今もそうかもしれませんが…)。 


毎年、年の後半は特に気分のアップダウンが激しくて、そのアップダウンに自分がついていけなくて、本当に毎日が嫌だった…。


自分のことで嫌になってるのに、翼やパパのことまでなんて考えられなかった…。パパは、自分のことは、自分でどうにか出来るでしょう。でも、まだ幼い翼は、自分ではどうすることも出来ない…。ちょうどその頃からだったよね、翼は月に一度夜中に癇癪を起こすようになってしまったのも…。翼は、翼なりに私に気を使ってくれていたんだろうな。でも、自分の中で我慢が出来なくなると、爆発させていたんだろうな…今ならいろいろなことがわかるんだけど、当時の私にはわからなくて、癇癪を起こしてしまう要因にも気づけなくて…本当に最低な母親だったな…。今さら弁解しても遅いけど…。


日々翼は、学校の給食の話をしてくれます。今日のメニューはこれで、おかわりジャンケンに勝ったんだとか、負けたんだとか…そんな給食の話を聞いてると、今の子供達って、結構嫌いな物ある子が多いんだなって、でも翼は、嫌いな物がほとんどないなぁって思います。和洋中どの料理も食べますが、子供の割には野菜は好んで食べてくれますし、煮物や漬物なんかの和食系は特に好んで食べてくれます。今翼が何でも食べれるのは、ここでの食事のおかげ様だと思います。


ここでの食事。

私には、少し濃い目の味付け。でも、ボリューム満点で、初めて来られたお客さんは、そのボリュームにまず驚きます。御飯の量も普通盛、少なめ、大盛とありますが、定食のおかずだけ大盛とか少なめにも対応してくれて、私も最初の頃は、ご飯だけでなく、モツ煮も半分の量にしてもらってたな。お客さんの要望に出来るだけ応えたいというのが、おそらく社長のモットーなのかな…先日もメニューにはお子様カレーはありませんが、「3歳の子なんだけど、カレーを食べたいと言ってて…1/3の量くらいでお願い出来ませんか…?」の声に、「ん〜、じゃあ300円で!」って。小さいお皿に、ご飯を少し盛ってカレーをかけて持っていった時の小さな男の子の「わ〜っ!カレーきたぁ〜っ!!」のすごく嬉しそうな顔とお母さんの「ありがとうございますっ!」の嬉しそうな顔…私はずっと忘れられないだろうな。


ここにはだいたいいつも同じ曜日の同じ時間帯に来られるお客さんもいて、まだ小さかった翼は、よく話しかけてもらったものでした。そんなこともあってか、あまり人見知りはせず、気軽に誰とでも話せてしまう翼。今の翼は、はっきりものを言わなくて困ることもありますが、優しい子に育っているのは、ここに来ていたお客さんがいつも話しかけてくれたおかげ様かもしれません。


そんなこの場所。

4月中旬から、定休日を火水から、日月火曜不定休に変わりました。変わってから約3ヶ月経ちますが、すでに日曜日の再開を望む声が、私にも入ってきているので、おそらく社長の耳にも入っていることでしょう。まだ火水が定休日だった頃は、社長が気を遣ってくれていたようで、私は毎週日曜日はお休みだったので、よく家族でここに食べに行かせてもらってましたが、今はそれが出来なくなりました。残念ではありますが、定休日を変えた大きな理由は、人手不足。3月末でずっといてくれた高校生達が高校卒業と共に、それぞれ新しいスタートのために辞めてしまった中で、私もまだ不安な要素が多い…。手が行き届かなくなるのではないかという不安から、一番集客のある日曜日を定休日とすることにしたようです。


まだまだ不安だらけの毎日。美空がいる今も、気持ちのアップダウンがなくなったわけではありません。でも今は、私の出来ることをやるしかないのかなと思っています。いずれ翼も美空も大人になり、それぞれパパやママになった時にも、この場所は変わらずあって欲しいから、私は私で頑張ろうと思います。


なんだか久しぶりのブログですが、うまくまとまりません…。少し、自分の気持ちに整理をつけたくて、ブログにしてみましたが、うまくまとまらず、結局何が言いたいんだろうかってな感じです。