何日か前、皆既月食だったようだ。
約11年半ぶりらしい。
友達から「今夜は皆既月食だね」と教えてもらい慌てて外に飛び出した。
静岡の夜空はハッキリと星が見える。
昔から星を眺めるのが好きだったオレは、
東京ではあまり見かけない星空は懐かしかった。
青森に住んでいた時は、よくベランダに横になって星を眺めていた。
流れ星は何度か見た事はあるが、寝ぼけていただけかもしれない。
皆既月食があった日は、満月。
仕事終わりに月を見た時は確かに満月。
教えてもらった情報通りの時間、22時くらいに、
月を見ていたらだんだん欠けてきているように見えた。
この時点ではよくわからない。
今度は友達から教えてもらったサイトがあった。
これも皆既月食についてのサイトだった。
中には、皆既月食とは何か。という説明もあったが、
ミ〇シーや、ツイ〇ター等で共有出来る一言書き込み欄があり、
皆既月食を観測している人たちのコメントが表示されていた。
無差別なチャットのような感じで、見てて面白かった。
この時、後輩が部屋に遊びに来ていたので、
部屋の外で月を眺めているのは失礼だと思い、
コメントを見て現状を確認できたのは助かった。
コメントを見つつ気になったことが一つあった。
「あ!赤くなってきた!」というコメントがあった。
今まで皆既月食なんてものを見た事ないオレは不思議だった。
赤いって何だろう?月が赤いのかな?
気になったので、外に出て見てみたら、
確かに月は欠けているところが赤くなっていた。
なるほど、これか…!
行き成り外に飛び出して行ったオレを不思議に思っていた後輩に、
今日は皆既月食なんだよーと教えたら、
あ、そういえばニュースでやってましたよ。と、ご存じだった様子。
話を聞いてみると、後輩は月を見るのが小さい時は好きだったらしく、
以前の皆既月食の時は、本格的な望遠鏡のあるところで見ていたらしい。
羨ましい。
その後、コメントを見ながらもうすぐ月が全部欠けるかなー?という、
タイミングを見計らって、後輩と2人で外に出てみる。
数時間前まで満月だった月は確かに消えかかっている。
欠けている所は相変わらず赤い。しかし後輩は赤くないと断言。
いや、赤い。
「あとちょっとで全部隠れるね!」
「そっすねー」
「お!きたんじゃない!?」
「えー?まだっすよー」
「そーなのかー」
「あ、欠けましたね!」
「おお!」
「いや、まだっすねー」
「うん・・・」
なかなか完全体になってくれない。
10分くらい2人で眺めていたが、なかなか隠れてくれない。
なんか、知らないおじさんも慌てて外に出て来て空を眺めていた。
この人も観測者…!
そうこうしていると、ついに月がすべて隠れていった。
夜中にも関わらず、「うおー!」とか「キタコレ!」とか、何故か「キマシタワー!」等と
騒いでしまった。
ホントに月がなくなっちゃうのか…
初めて見たもので、ビックリした。
良い物を見た。見れて良かった。
教えてくれた友達に感謝してます。
今度は皆既日食を見てみたい。