氷甘酒が食べられる店は神田神社の入り口付近にある天野屋 っていう店
なかなか、風情のある店構え
中に入ると緩い空気が漂ってる
その緩い空気に合わせるように六人がけのテーブルに座る・・・一人で。
一応メニューを見て氷甘酒がある事を確認した頃に店のおばちゃんが麦茶持って注文を聞きに来る
注文するのは勿論、氷甘酒（￥５００）
待ってる間にも数人、客が入ってきてやっぱり緩い空気に合わせるように適当に座る
六人がけのテーブルに座ってる俺の対面辺りにも普通に座る
麦茶を飲みながら待ってると氷甘酒がきた
事前に氷甘酒であることを知らなければ、練乳でも掛かってるんだろうかと思うくらい普通のかき氷
「よく混ぜて食べてくださいね」と言われたので言われるままにかき混ぜてたら凄い勢いで溶けた
後半はよく冷やした甘酒を飲んでるみたいになってしまった
味は普通の甘酒
特別旨くもなく、かといって特別不味くもない普通としか言いようのない甘酒
見ず知らずの人と一緒にひとつのテーブルを囲って食い物を食ってると東京にいる気がしない
すげぇ不思議な感覚
甘酒の味自体は普通なんだけど緩い空気をはじめ、独特の感覚を味わう分には悪くない
そんなに頻繁に来ることも無いだろうけど、たまにはいいかもって思う店
あ～折角ここまで来たんだから神田神社でお参りして帰れば良かった・・・
氷甘酒で頭が一杯で現地ではそこまで頭が回らなかった
俺、食い意地張りすぎだろ・・・