何かつらつらと書けてSNS的じゃあない場所は無いか、と探していたらアメーバのブログが残っていました。
ラッキー。
これからテンション上がったらここ使っていこうか。それがいい。
と、いう訳で。
ゴールデンウィーク1発目に観てきました英雄のうた。
初めての青山円形劇場。
そしておそらく最後の青山円形劇場(青山劇場と共に無くなってしまうと)
まずはざっくりとあらすじを。
数々の戦いでフランス軍を勝利に導いた男、ナポレオン・ボナパルト(大山真志)
皇帝にまで上り詰めたにもかかわらずフランスを追われ、セントヘレナ島に送られた彼はもう一度皇帝に返り咲こうという野心を胸にしながら自分の過去の栄光を随行者に記述させる日々。
彼の傍らに常にいる道化師(鎌刈健太)は彼が語る栄光を「誇張だ」と笑う。
そんな日々の中、庭師(林剛史)とコック(小林且弥)の兄弟が島へ彼の世話役として送り込まれる。
庭師は自分の夢を諦めていると笑う。
そんな庭師を彼は蔑む。
「始める前から諦めるやつがいるか」と。
そんなナポレオンを見た道化師は言う。
「貴方は皇帝になることを諦めているから自らの栄光を記述させているのでしょう?」
そんなことは無い、我輩はもう一度皇帝になるのだ、この活力に満ち溢れる姿がわからんか。
しかしそう思っているのは彼だけ。
コックは言う。「あんた、鏡を見てみろ」
そこにはとても本来の年齢とは思えぬ己の姿。
顔面は蒼白、目は落ち窪み死相が出ている己の姿。
そして知らされる事実。
道化師はナポレオンにしか見えぬ死神であった。
己の死期を死神から聞いてしまったナポレオン。
島からの脱出は絶望的。
それならば、と彼が次に取った行動は演劇。
役者志望であった庭師とその弟のコックを使い己の功績を残そうとする。
その過程で兄弟の父が己の起こした戦争で死んでしまったことを聴き己の過去を自問する。
彼は語る。死神に。
「死ぬことは怖くは無い。怖いのは自分の行いが無かったことになってしまうことなのだ。」
そんな折、庭師が彼を裏切った部下の格好をしてやってくる。
庭師は、部下ミュラはナポレオンに謝罪をする。
そんな庭師の姿を見たナポレオンは己の小ささを痛感し、裏切りの部下を許した。
彼は知った。
己の矮小さを。
彼は歌う。
己の矮小さを。
「貴方らしくない」と言う死神に「すっきりした」と返すナポレオン。
清々しい顔をした彼に微笑んで死神は言う。
「貴方の望む姿で逝きなさい。」
彼は歌う。
英雄の歌を。
ざっくりとしたあらすじはこんなものです。
これは伝わるんでしょうか。
セットは小さなテーブルと椅子4脚。
頭上にフランス国旗が掲げられているだけ。
今回の舞台、一言で言うと、
激しく再演希望…!
です。
構成、役者の演技、どれをとっても素晴らしかった。
今回は縁あって2回観劇させて戴けたのですが、この舞台は2回、3回と観る度に発見があるなと。
何のことは無い動きやセリフが複線になっていることも多く、おそらく回を重ねる毎に発見があったんじゃないかと思っています。
何といっても主演の大山真志くん。
彼の演技を観るのは初めてだったのですが…引き込まれました…
本当の初見はどりじゃんなのだけれどもあの短さじゃなんとも。
冒頭の虚栄のような英雄ぶりから己の死後の評価に怯える弱さの変化だとか、若々しい英雄から老衰してしまった1人の男までも見事に演じきっていました。
まさに素晴らしいの一言。
贔屓の話は?となりそうですがいいんです。
ツイッターで散々しましたから。
あえて言うのであれば彼はナポレオンが最後に出会った「良心」だったのではないかな、と。
愚直な青年を好演していました。
俳優4人が織り成す濃密なお芝居でした。
大山くんが30歳、40歳と年を重ねた時に観てみたい、そう思える舞台でした。
ラッキー。
これからテンション上がったらここ使っていこうか。それがいい。
と、いう訳で。
ゴールデンウィーク1発目に観てきました英雄のうた。
初めての青山円形劇場。
そしておそらく最後の青山円形劇場(青山劇場と共に無くなってしまうと)
まずはざっくりとあらすじを。
数々の戦いでフランス軍を勝利に導いた男、ナポレオン・ボナパルト(大山真志)
皇帝にまで上り詰めたにもかかわらずフランスを追われ、セントヘレナ島に送られた彼はもう一度皇帝に返り咲こうという野心を胸にしながら自分の過去の栄光を随行者に記述させる日々。
彼の傍らに常にいる道化師(鎌刈健太)は彼が語る栄光を「誇張だ」と笑う。
そんな日々の中、庭師(林剛史)とコック(小林且弥)の兄弟が島へ彼の世話役として送り込まれる。
庭師は自分の夢を諦めていると笑う。
そんな庭師を彼は蔑む。
「始める前から諦めるやつがいるか」と。
そんなナポレオンを見た道化師は言う。
「貴方は皇帝になることを諦めているから自らの栄光を記述させているのでしょう?」
そんなことは無い、我輩はもう一度皇帝になるのだ、この活力に満ち溢れる姿がわからんか。
しかしそう思っているのは彼だけ。
コックは言う。「あんた、鏡を見てみろ」
そこにはとても本来の年齢とは思えぬ己の姿。
顔面は蒼白、目は落ち窪み死相が出ている己の姿。
そして知らされる事実。
道化師はナポレオンにしか見えぬ死神であった。
己の死期を死神から聞いてしまったナポレオン。
島からの脱出は絶望的。
それならば、と彼が次に取った行動は演劇。
役者志望であった庭師とその弟のコックを使い己の功績を残そうとする。
その過程で兄弟の父が己の起こした戦争で死んでしまったことを聴き己の過去を自問する。
彼は語る。死神に。
「死ぬことは怖くは無い。怖いのは自分の行いが無かったことになってしまうことなのだ。」
そんな折、庭師が彼を裏切った部下の格好をしてやってくる。
庭師は、部下ミュラはナポレオンに謝罪をする。
そんな庭師の姿を見たナポレオンは己の小ささを痛感し、裏切りの部下を許した。
彼は知った。
己の矮小さを。
彼は歌う。
己の矮小さを。
「貴方らしくない」と言う死神に「すっきりした」と返すナポレオン。
清々しい顔をした彼に微笑んで死神は言う。
「貴方の望む姿で逝きなさい。」
彼は歌う。
英雄の歌を。
ざっくりとしたあらすじはこんなものです。
これは伝わるんでしょうか。
セットは小さなテーブルと椅子4脚。
頭上にフランス国旗が掲げられているだけ。
今回の舞台、一言で言うと、
激しく再演希望…!
です。
構成、役者の演技、どれをとっても素晴らしかった。
今回は縁あって2回観劇させて戴けたのですが、この舞台は2回、3回と観る度に発見があるなと。
何のことは無い動きやセリフが複線になっていることも多く、おそらく回を重ねる毎に発見があったんじゃないかと思っています。
何といっても主演の大山真志くん。
彼の演技を観るのは初めてだったのですが…引き込まれました…
本当の初見はどりじゃんなのだけれどもあの短さじゃなんとも。
冒頭の虚栄のような英雄ぶりから己の死後の評価に怯える弱さの変化だとか、若々しい英雄から老衰してしまった1人の男までも見事に演じきっていました。
まさに素晴らしいの一言。
贔屓の話は?となりそうですがいいんです。
ツイッターで散々しましたから。
あえて言うのであれば彼はナポレオンが最後に出会った「良心」だったのではないかな、と。
愚直な青年を好演していました。
俳優4人が織り成す濃密なお芝居でした。
大山くんが30歳、40歳と年を重ねた時に観てみたい、そう思える舞台でした。