干物女 母になるの巻

干物女 母になるの巻

ぐーたら最高!
手抜き最高!
お昼寝最高!

育児・・・大変!!

日々があっという間に過ぎていく。


私は老いに歳を重ね子どもたちはすくすくと大きくなっていく。ありがたや。

息子は来年小学生、娘は2歳になりついこの間産まれたのになぁとしみじみ。


先日息子の歯が1本抜けて私は大号泣で。なぜこんなにも泣いたのかというと

初めて抜ける歯は初めて生えた歯なんだと聞いて、抜けた歯を見つめながら走馬燈のように初めて歯が生えたときの事、離乳食をたべていたこと、わたしのビーチクをたくさん噛んだことやら、ふつふつ思い出したわけです。


乳歯が抜けると言うことは、これもまた一つの区切りなんだろうなぁと感じて

ママ大好きだよと熱烈な愛をいつまで語ってくれるだろうか・・・と息子の成長に少し悲しかったりして。


私って嫌なことがあるとすぐくよくよして悩んで悩みすぎて下痢するくらい悩む人だったんですよ。

嫌な人の事考えたりしてね。嫌だ嫌だと思いながら不眠になったりね。

最近何かにふっきれたかのように心が軽くなって、嫌な人の為に自分の時間を使うのはもったいないと感じるようになったんですね。

時間は無限じゃないから。明日が来ることは当たり前の事じゃなくありがたいことなんだと。

そんな日々の中で嫌な人の事を考えて無駄な労力と時間とストレスを抱えるなら、家族の事考えたりするほうがよっぽど有意義な時間だなぁと思ったら、なんでいままでそんな悩んでた?とバカバカしくなったり。


こんなふうな考えになれたのも子供たちが産まれてくれたからなんだろうな。


息子の妊娠が分かった時はホントにゴタゴタしてて毎日泣いて。諦めてほしいと言われ。

パンパースのCMを見て泣き。マタニティマークの妊婦を見てます泣き。歩いてても自然に涙が流れ。メンタル不安定で。


ふと目の前にあったベビー用品店に入って小さなガラガラを買った。

家に帰ってまだ音なんか聞こえない心臓が動き始めたくらいのお腹にカラカラ鳴らしてみて。それだけですごく愛おしく感じて、あぁなんだ私この子に会いたいんだとおもって。


何をしてあげれるか分からなかったし不憫な思いをさせてしまうかもしれないし、シングルになる覚悟でいた。


父親がいない子にしてしまっても、ただただこの子に会いたくて、どんな風に笑って、どんな声で私をママと呼んでくれるのか。

それだけで頑張れた十月十日。


産まれた息子は笑顔がチャームポイントと言えるほど可愛くて、顔もイケメンで、誰からも愛される子になった。


5歳のある日にふと息子が初めて買ったガラガラを見て、あ、この音すきなんだ〜といって

ママに会いたかったんだよお腹にいるときからずっとずっとママに会いたかったんだよ。産んでくれてありがとうねママ♡と言った


もう号泣してその言葉だけで私はもう他に何もいらないと思ってあの日の選択は間違っていなかったって。

幸せにしたいといつも思っているけど、毎日幸せにしてもらってるのは私の方で。


子供を産むまでこんな気持ちがあるなんて知らなかったよ。自分の命より大切な存在があるなんて知らなかった。


私の願いはすくすくと大きくなってくれるだけでいい。頭よくなくてもいい。運動できなくてもいい。思いやりのある子になってくれればそれでいい。


涙で画面が見えなくなってきたのでこの辺で。


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