産まれてからやったこと 〜住むところについて〜 | 未婚シンママさきの@咲き野

産まれてからやったこと 〜住むところについて〜

とにかく元気な赤ちゃんを生むことが出来ました。
それだけでとてもありがたい事ですが、ここからがスタートで、2人で生きて生活していかなければいけません。

まだ二十代後半で若かったとはいえ、未婚シンママ貯金なし。
今後どうなるのか、不安でたまりませんでした。

当時はワンルームの安アパートにすんでいました。
もちろんワンルームでも育てられると思います。
でも、安いワンルームより広くて安い公営住宅がたくさんあることは調べていました。

前述の通り、普通に行くと2~3ヶ月に1度の抽選です。
母子家庭や障害者家庭、生活保護世帯むけには順番待ちに入れてもらえるのですが、たくさん待っていることは県庁や役場に出向いて知っていました。

私の印象ですが、市町の公営住宅より、県営のほうが綺麗な建物が多かったです。
(地域によって全然違うと思います。
綺麗な町営もありました。)
だから県営を狙っていたのですが、どこも30世帯以上待ちでした。
県の広報誌を読んでいれば、2~3ヶ月に1度の抽選で、抽選を公募するのは1~3戸。
順番待ちに回されるのもほとんど同数だと聞きました。

(もう15年も前の話です、県や市町村でも違うと思います。)

30組待ちの順番待ちに入れてもらっても、入居できるのは2年以上先かぁ…と、どこの団地の順番に入れてもらうか悩んでいました。

その頃はちょくちょくベビーカーを押して首も座らない赤ちゃんを連れてやってくる私たちのことを、職員さんも覚えていてくれて、相談に乗ってくれたり提案してくれたりしてくれるようになっていました。

今思い出しても、素っ気なくて冷たい感じの職員さんでしたが、ちゃんと話を聞いてくれていて、感謝でいっぱいです。

そこで提案されたのが、あまり考えていなかった地域の団地です。
実家から少し離れるので、圏外だと思っていました。
そこは古い建物と新しめの建物が混在していて、古い建物をアスベストの問題から取り壊す予定があるので、古い建物に住んでいた世帯の人に新しい方に移動してもらうため、募集を中止していたそうです。

しかし、急に順番待ちの募集を再開して、今なら3番目に入れると教えてくれました。
「そこ!お願いします!」
すぐに申し込みました。

申し込むためにはたくさん書類が必要で、例えば戸籍謄本だとか保証人、住宅に困窮している理由書などです。

もちろん公営住宅を探しながら、並行して準備していました。
こういう準備は大事です。

この時、想定圏外だと思っていたこの地域の団地に入る選択をしたことが、のちのち私の人生に大きく影響します。

結局2ヶ月後に入居決定通知が来て、その翌月くらいに入居することが出来ました。

4万円弱のワンルームから、17000円の3DKへ。
住んだことがない土地へ。
引っ越しました。

とにかく自分の足で、生の情報を得る。
ネットではダメです、情報はすぐに古くなり、新しいおいしい情報は隠される。
それに、顔を覚えてもらうことにはメリットがあります。

自分の足で、自分専用の情報を集めましょう!

次は、認知について。

認知を求めた時、子父はどんな反応をするでしょうか???