"俺は、温泉が大好きである。
だが、熱い湯が苦手だ。温泉が好きなくせに長湯がなかなかできない。堪能する時間の短さを回数で補う。もちろん、温泉宿宿泊ならではの醍醐味だ。
が、最近宿泊+温泉の極上コンボに行けぬ…。時間がない。カネがない。車が壊れたブチブチブチブチ…。
ならば!と言うことで、単日の休みが取れた日に、行ってまいりました立ち寄り湯。もともと日帰りの立ち寄り湯は入浴後に酒が飲めないことから気乗りしなかったんだけど、いいお湯に入れない閉塞感に我慢がならねえ!ってことで、最高気温30度以上はあろうかという真昼間から、三浦半島にある知る人ぞ知る立ち寄り湯に行った。
ここは、温泉の温度になるほどの泉温じゃないため、鉱泉を薪で沸かして入るってサイトに出てたんだけど、写真はどう見ても掘っ立て小屋。しかもナビの精度じゃたどり着けない。サイトの道案内を参考にしたら、思いっきり間違えましたよ…。ポイントの箇所を右折するべきなのを、思いっきり左折したらすげえダートとせっまーい道…。今の車の車高なかったらマジでヤバかった。ここかぁ?ってついた開けたところはどう見ても畑…。その上に民家らしきもの(サイトの紹介にも民家のご主人に一声かけて、と書いてあった)があったから、大汗かきながら走ったら、ごみ処理業者だった…。
たまらずお風呂の管理者に電話したら、やっぱり間違ってましたよ…。
元来た道に負けず劣らずな急坂を車で降り、近くの民家で汗まみれのシャツを着たお風呂の管理者のご主人に声をかけ、ダートを駆け上がったその先には…
ゴミ捨て場みてーなきれっぱしの木屑とぼっろぼろの小屋が3つ。
マジかよ…。サイトの皆さんの言う通り、マジで掘っ立て小屋。薪じゃなくて木の廃材燃やしてんじゃねーか…。で、中に入る。
……………。
ステンレスの浴槽だけが鈍い光を放つ、きったねー風呂場。実際一人しか入れない…。平日に休みもらってきただけに、先客も後客ももちろんいなかったけど。こりゃ想像以上のカルトなお湯だな…。で、入る。
大オオおお大お大尾大おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
トロットロの極上の肌さわり!どんな成分なんだ(もちろん成分表など見当たらなかった)?すげえ!すげえぞこりゃマジで!
が、薪でご主人がガンガン炊いてくれるものだから、水で埋めないと直ぐに茹でタコになってしまう(蛇口から出る水も同じ成分だから、薄まることはない)。 ものの15分で出てきてしまったけど、車に乗り込むまで上半身は何も着れないくらい滝のような汗が…。
ご主人と少しお話した。とても素朴でいい人だったけど、ここは冬に来るといいと思う。あったまりすぎて、真夏にはカラダがなかなか冷めないし、休憩所と称するところはとても休憩できるほどの清潔さはない…。が、久々に泉質に感動した、いいお湯だった。が、あまりにも建物がカルトな為、マニア以外(特に女性は)はとっつきにくいだろうなあ。
この話を会社の女の子に、泉質に興奮した話をカルトな建物と併せて話したら、
http://maruta.be/afu5zsc
「そのお湯もさぁ、そんなぬるぬるってことはろくに洗ってないんじゃない?キャハハハハ!あたし絶対ムリ!」
何も分かってない愚か者め…。"
