大晦日です。

 

テヒョンの誕生日のブログでは「取り立てて書くことはないけれど」とか言いながら結局長々とうざい文章を書いてしまったことを反省致しております。

 

なんて、いつものことでしょ、とお読みくださっている方はお思いになったことでしょう。

 

本当にこの1年、皆さんがいてくださったからこそ続けられたこのブログです。

 

今、去年の今日の記事を読んでみたのですが、こんなことを書いていました。

 

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どんなことでも人の心を掴むのは、見た目の美しさでも、技術でも巧さでもなく、最終的にはパッションだと思うからです。

その情熱は、何かを隠せば薄まってしまうから。

私は彼らのひたむきな姿を尊敬しています。

何年経ってもその彼らの情熱にほだされ続けています。

なぜこのブログを続けているのかと考えた時、その彼らから受けているパッションを、私というフィルターを通して表現したいと思っているのかもしれないなぁ、なんてことをふと思う年の瀬です。

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お気づきの通り、私は例の会食以降、完全にパッションを失っていました。

 

馬鹿馬鹿しいと思う人もいると思いますが、そのことをずっと引きずって、ことあるごとに思い出しては心がズキズキと痛んでいたのです。

 

まさかその半年前のこの日にこんなことを書いていたとは今まで気が付いていませんでしたが、こうして読んでみると、あぁ本当にそうだな、って我ながら思います。

 

なぜこのブログを続けているのか?の答えを自分で書いていたのですから。

 

彼らから受けているパッションを私というフィルターを通して表現したい。

 

そうです、つまり、あの会食以降彼らからパッションを感じなくなっていたのだと思います。

 

いえ、実は会食で彼らの口から聞くずっとずっと前から彼らがパッションを失っていっていることには気がついていたのだと思います。

 

それが白日の元に晒された。

彼らの口から直接聞いてしまった。

 

わかっていたくせにいざ言われたら、言わないで欲しかった、と思ってしまったのです。

 

勝手ですよね。

 

あの時のあの感情がなくなったわけじゃありません。

急に手を離されてバイバイされてしまったあの喪失感は思い出しても涙が出ます。

 

けれど、その後の彼らのチャプター2を見ているうちに、わかったことがあります。

 

あぁ、彼らはこんなにもやりたいことが違っていたのだな、と。

 

ホソク、ジン、ナムジュンのアルバム。

 

これだけ見ただけでも、コンセプト、プロモーション、公演の場所やコラボの面々、全く違いますよね。

 

 

ジンが大切な曲を大好きなColdplayと一緒に作ろうと思ったこと。

そしてたった1度のステージのために地球の裏側まで出向いて行ったこと。

 

タイミングもあったしチャンスが回ってきただけかもしれないけれど、ホソクが外へ向けて大きくプロモーションをしているのに対して、ナムジュンは韓国国内でむしろ小さく活動をしていること。

 

ジョングクが1人でも歌える場所があったらあんな大舞台に向かっていけること。

 

テヒョンはまだ明かされていないけれど、パリへ飛び、きっとファッション関係の仕事をしてきたであろうこと。

 

ユンギ、ジミンは近いうちにアルバムがリリースされそうな雰囲気があること。

 

 

彼らの個別活動が明らかになっていくにつれ、思ったんです。

 

これは無理だったな。

 

って。

 

フルアルバムを先んじて出したクサズの2人だけを見ても全く別のものでしたよね。

 

お互いにリリース前に1番に聞かせあった2人で。

 

きっとお互い驚いたんじゃないでしょうか。

 

それは音楽の方向性だけじゃなく、その後の活動の場の持ち方や、他の人たちとの関わり合い方など、全然違っていました。

 

 

かつてナムジュンは

僕ら7人はどうしようもなく違います。同じ船に乗りながら、互いに違う方向を見て進んでいる。できることも、できないことも違うし、やりたいことだって皆違う。だけど僕らがこのチームで居ることで、互いに理想的な面を見ながら、僕らが出来ないことを、バンタンという名前で成し遂げているんです。」

と言っていました。

 

今、その意味が本当にわかるような気がします。

 

船から一旦降りてみたら、全員違う方向に走って行ったのだから。

 

そうです。

まさに走って行った、ように見えるんです。

 

この時、彼らからものすごいパッションを感じたような気がしたんです。

 

少なくとも、ホソクとナムジュンからは音楽に向いて、間違いなく。

 

ジンからはBTSの先鋒を切って韓国国民の義務を全うする覚悟を、アミを心から思う気持ちを。

これも強いパッションだったと思います。

 

 

だからまた私はブログを書くことができたのかもなぁ、と思います。

 

彼らの情熱にまたほだされているから。

 

だから今、いろんなことがあった2022年の大晦日に、こうしてまた今までみたいに感じたことをストレートに書けているのだと思います。

 

 

アメブロもこの1年いろんなことがあって人が離れている実感がありますが、こうして私の拙いブログを読んでくださっている方がいらっしゃることが、とても励みになっています。

 

またブログを書くことが出来ているのは、彼らだけでなくみなさんのおかげでもあります。

本当にありがとうございました。

 

 

もうすぐ2023年がはじまります。

 

彼らのこれからがあたたかい幸せに溢れていますように。

 

彼らのやりたいことがやりたいように全部全部叶えられますように。