リアルタイムで見れましたか?

ドキドキしましたよね。

 

通常0時配信ってことが多いので、0時数分前に来たので、ん?って思っていたのですが、「Proof」の発表に合わせての煽りだったとは。

やりおるなぁ、HYBE。

 

そしてああやって日付が変わってすぐサプライズ発表、その日に予約開始、ってね、何手法っていうのかしらね。

 

ファンをアワアワさせてなんやわからんうちにポチッとさす、やつね。(マジでやり手)

 

 

実は私、花様年華匂わせって感じと、あのコンサート後に発表になった時のteaserから、これはベスト盤かもなぁ・・・って密かに思っていたんです。

 

ベスト盤がイヤなわけじゃないけど、「それじゃない感」が私の中ではちょっとあって。

でも先日の古家さんのラジオでも「あなたの運命を変えたBTSソング」1位がDynamiteでしたね。

Dynamiteからもうすぐ丸2年。(早)

この曲で運命が変わったのは私たちファンだけじゃなく、彼らも同じだと思うから、この曲(以降)でBTSのファンになった人たちのためにも、自分たちのためにもこのあたりでベスト盤で振り返ってみましょう、ってなるのは必然だろうなぁと、友人とも話していて。

 

必然だろうけど、でも私個人的な思いとしては正直なんとも言えない気持ちではあって、心のどこかでフルオリジナルを期待していました。

 

 

で、今日発表になったのは

 

アンソロジーアルバム「Proof」

 

です。

 

どうですか?みなさん?

 

私は新曲は3曲と知って、ちょっと残念な気持ちはしました。

 

なぜ残念だったかと言うと。

だって、3曲でどうやってツアーを・・・。

PTDコンを集大成に位置付けて、ベスト盤みたいなセトリのコンサートをしたのは、ニューアルバムを引っ提げての兵役前最後の完全体でのワールドツアーに打って出るからだよね、って思っていたので。

 

これも私の勝手な想いなのはわかっていますよ。

でもいろんな状況やメンバーの発言からそうなんじゃないかなぁ、ってちょっと期待を持っていて。

だからちょっと残念な気持ちでした。

 

でも!

でもですよ!

そんな私でもこのアルバムは楽しみの方が全然大きい。

とても楽しみだなぁ、と思います。

 

新曲が3曲だと発表している以上、それに間違いはないのだろうけれど、ここで出ますよ、アンソロジー。

 

アンソロジーアルバムってなんやねん、って思ったのは私だけじゃないと思います(え?私だけ?)

 

通常、音楽には使わないですよね〜。

文芸作品などで使うイメージ。

撰集とか作品集とか。

日本で言えば、アンソロジーの元祖と言っても良いのが万葉集。

古今和歌集とかもそうですね。新約聖書もそうなんだって。(へー)

 

最近では広義でも捉えられていて二次制作の漫画などでも使われていますが、音楽ではあまり聞いたことがなくて。(私が知らないだけかも?)

音楽だったらオムニバスとかコンピレーションとか、の方がイメージがある。

 

でも、あえて選んでるんですよね、アンソロジーって言葉を。

 

だから、ただのベスト盤じゃない、って私は勝手に思っています。

だって、あえてのアンソロジーですよ。アンソロジー。(言いたいだけ)

 

ベストみたいなありきたりなネーミングじゃなくてカッコつけたいだけだったり、私みたいに言いたいだけじゃないと思うんですよね。

 

なぜなら。

 

「BTS,THE BEST」

 

ありましたよねぇ。

バッチリバチバチのベスト盤、でしたよね、あれ。(褒め言葉)

ちゃんとベストはベストだって正直に言ってるんですよ、過去に。

 

そんな中、あえてのアンソロジー。(言いたいだけ)

 

真面目な話をすると、コンピではなく、アンソロジーなのは、やっぱりビッヒは彼らの活動を音楽活動だけとは見ていなくて、ひとつの文芸作品として見ていたのだなぁ、と感じています。

 

ただのコンセプトと言ってしまえばそれまでだけど、彼らの場合はそこに物語があったように思うから。

 

今回の発表から見ても花様年華だけに留まる感じではないけれど、やっぱり彼らの活動において花様年華から始まる物語って重要で。

 

「過去・現在・未来に対するメンバーの考え」とあったけれど、これってまさに花様年華の世界観なわけで。

 

MVやその他媒体を巻き込んで、文字通り文学作品のような緻密な設定と台本で、ある主人公はタイムリープしながら、それ以外の主人公はそれぞれ彼らの抱えている心の闇や痛みを紐解いていくうちに、運命と現実と向き合っていくというような物語としての作品の中に、実際の彼らの背景や想いを重ねてあって、その大きな手段として音楽があった。

 

花様年華以降も発表する楽曲にはこの流れは継承されていた。

時にはMVを行ったり来たりしながらも、物語は続いていて終わっていない。

 

それぞれの楽曲は独立しているけれど、ひとつの長い物語のOSTの様な。

 

だから、単純にイメージや設定に合わせて選んだコンピレーションではなくて、選者が厳選して選んだ文芸作品という位置付けのアンソロジーなのではないかなぁ、と思う。

 

だとしたら、まだ終わっていない物語の終結に立ち会えるかも知れない。

だから、とても楽しみなのだ。

 

あわよくば、その選ばれた作品(楽曲)に今だからこそできる新しい解釈(アレンジ)が付け加えられたりしていたら?と思うと尚更楽しみになる。

ましてや隠されていた関連曲とか、え?これも繋がってたの?みたいなのあったりして。

 

新しいアレンジまで期待しちゃいけないかもしれませんが、単にベスト盤だと言わなかった時点でそりゃちょっとはしちゃうよね、って思います。

 

なんてここまで書いてきて、本当に単なる過去のタイトル曲+新曲3曲とかだったら、どうか一緒にズッコケてください。

それか、全力の裏拳で私に「もうええわっ!」ってツッコんでください。

 

 

私は今回の発表を聞いて、ずっと引っ掛かっている言葉を思い出す。

 

ナムジュンがラスベガスでのソロVライブで言った

 

「僕たちは元いた地点に戻るべきじゃないか」

 

 

どこだろうなぁ、元いた地点って。

 

ずっと考えてる。

これについてはまたいつか。

 

 

 

今は、少し怖いけれど新しいチャプターを楽しみにしたいし、BBMAsも楽しみだし。

BBMAsで新曲披露じゃない?って密かに期待してる。

 

兵役については私がどうこう言っても何も変わらないし、飛び交っている情報については気にはなるけど気にしない。

彼らは言わねばならないことは、今までも必ず直接伝えてくれたから。