物投げんの、やめようよ。

つーか、何であんな大きな花束とか会場に持ち込めるのさ、ラスベガス!

 

って、2日間で流れてくる映像を見て1番思いました。

トロッコの演出なくなっちゃうよ〜。

 

スタンド席でもあんな風に目の前まで推しが来てくれる夢の乗り物、トロッコ演出がなくなってしまうとさ、スタジアム公演が多いBTSだから、ずっと豆粒とモニターを見て終わっちゃう。

 

いや、わかってますよ。

この流れはジョングクが作っちゃったんだって。

JKが悪いって言うと怒られちゃうかもしれないけど、でもジョングクがあんな風に薔薇を受け取って、なんならファンにコンタクトしちゃったりするからさ、そりゃああなりますよ。(私だって1番前の席だったら薔薇準備したくなっちゃう)

 

でも1本でも当たったら痛いからね、花も。(花束とかありえん)

しかも、座席からは彼らのことがよく見えていても、彼らからはよく見えてないんですよね。

スポットライトが当たってる側からは見えてない、はず。

 

だから暗闇から急に飛んでくるんだもの。

メンバーはうまく避けたりしていたけど、当たっていた場面もあったし、あれはダメですよね。

ビクッとしただけであんなに痛そうにしていたジンに当たっていないよね?

 

それにあんな大きなボードも、持ち込みできましたっけ?

ラスベガス杜撰すぎだろー、って思っちゃいました。

 

まぁね、その杜撰さのおかげで私たちも流れてきている映像の恩恵に預かっているわけだけども。

 

きっとHYBEから正式にお願いが出るんじゃないかなぁ、と思ってますが。(いや、絶対に出して欲しい)

 

 

久しぶりの歓声アリのコンサート、7人とも楽しそうでしたね。

思ったよりもジンが参加していてヒヤヒヤしちゃったけど、グラミーのリハと同時進行で、ジンがいたりいなかったりのこのパターンの練習もしていたんだなぁと思うと、プロだから当たり前かもしれないけど、大変だっただろうなぁと思います。

ましてやジンに当たっちゃいけないわけでね。

 

テヒョンの足の時のように離れたところでポツンって感じじゃなかったので、弟たちとの絡みもたくさん見れたし、ジンも楽しそうだったし、良かったなぁ。

 

コンサート自体はもう何回も見たものだけど、衣装がアップデートされていたり、全く違うものだったりで、そちらでも楽しめますよね。(ユンギのサロペットにパーマキャップにあのメガネはマジでヤバかった)

 

歓声アリ、ナシの差は私では直接体感できないけれど容易に想像が出来ることで、目の前に観客がいるのにも関わらずマスクで表情もわからず声も聞こえないあの異様なソウルでの後だけに、今回のラスベガスでの「普通の」公演がどれだけ「普通じゃない」かをあらためて感じただろうなぁって思います。

 

それが1日目のユンギのエンディングメントにつながったのだろうと思います。

このユンギのメントにショックを受けた人がいるようで、私の友人もその日のナムジュンの発言と合わせて「なんかモヤる」とLINEを送って来ました。

 

モヤった友人は、声出し禁止の韓国でそのルールを守ることでファンは彼らを守ったのに、それを引き合いに出し、やっぱり自由なアメリカ最高!ってユンギが言ったように受け取ったと。

まるで韓国よりもアメリカのコンサートの方がずっと楽しかったような言い方に聞こえてしまったのだと。

 

韓国アミだって、声が枯れるほど叫びたかっただろうし、バチッとコールだって決めたかったに違いない。

でもそれをきっちり守った。

それはルールだったし、それが彼らのためだから。

 

そんな韓国アミの気持ちを無碍にした。

ソウルコンはつまらなかったようだ。

 

そんな風に感じたのだと。

 

このブログを読んでくださる方の中にも感じた方はいらっしゃるかもしれません。

 

このファン心理、めちゃくちゃわかります。

 

私はこのアイドルとファンとの関係性って基本「受け取る側の問題」だと思っています。

基本じゃなくて全てと言っても言い過ぎじゃないかもしれない。

 

だから、受け取る側=ファンがどう受け取るかが全てで。

 

同じことを聞いても、真逆の受け取り方が発生してもおかしくない。

 

ユンギのソウルコンの時のメントでもちょっとモヤった友人。

そこにラスベガスで追い討ちを掛けられたようだと思ったらしく。

あのユンギが、って思っちゃったら余計にモヤる、と。

 

ナムジュンのメントと1日目終わりのVライブでのヘイターへの発言も同様な反応があったりして、本当に言葉は難しいし、だから大切にしなきゃいけないなぁって今回も思います。

 

このユンギのメントについては、私はすんなり聞けました。

なんならサラッとしてんなぁ、くらいの感想です。

 

なぜ私がそう思うか、って言うと、このうっすら薄目で見ていたラスベガスコンで感じたことが「やっぱりソウルコンとは違うなぁ」だからです。

この「違うなぁ」の意味は、本国の方が良いなぁ、ってことだからです。

 

たくさん勉強しているとはいえどうしても英語で全部できるわけじゃないので、曲の合間合間の独り言みたいなやつとか、メントの合いの手とか、メンバー同士のわちゃわちゃとか、英語を意識してしまうと少なくなっちゃうよねぇ、って思っていたから。

 

前回のソウルでは特に歓声がない分、自分たちが頑張って盛り上げようとしていたこともあったと思うけど、言葉が通じるコンサートってやっぱり楽しそうだなぁ、って実感したから。

 

前にサンパウロ公演を記事にした時に書いたように、ライブって観客からのレスポンスありきだし、そのパッションが演者を奮わせて、それでさらにパフォーマンスが引き出され会場全体のボルテージが上がっていく感じが醍醐味だと思うから、当然レスポンス無しのソウルコンではいまいち盛り上がりに欠けて残念と感じるよね、そりゃ、って思う。

 

それを経たからこそ、ラスベガス公演がまたより一層楽しめるのだし、ユンギは単純にそれを言いたかっただけじゃないかしら、と思う。

しかもそこにファンの気持ちも内包しているんじゃないかな、って思う。

ユンギの主語にファンも含まれてる。

だから残念だったよね(僕たち)。なんじゃないのかなぁ。

 

ユンギの言葉が足りなかったのかもしれない。

でも、韓国語で一直線に伝わるものじゃないのと、通訳が入る分、長々話すのは控えたっていう面もあるだろうし、韓国とアメリカどっちが良い悪いじゃないし、どっちのファンが良い悪いじゃないってことじゃないことは確かだと思う。

 

私はどちらかといえば今までのユンギの言動から、未だに制限を掛け続けている政府のやり方に憤ってる感じを受けていたので、これもいい加減にしとくれよ、の一環なのだと思った。

ソウル公演の時も「あれで屋内ってことになってて・・」ってそのせいで人数制限が厳しくてちょっと不満そうだったし、本当はソウルでも歓声ありでやりたかったに違いないわけで。

 

そしてこういう時に1番思うのは、

 

誰だって目の前の人にちょっとおべっか遣うやんか。

 

です。

私みたいな一般人でも自分によくしてくれた人を前にしたら、ちょっとは色つけて褒めたりちょっと大袈裟に感謝したりしますよ。

 

ましてや3時間近くもフルスロットルでパフォーマンスしてきて、観客の熱気と歓声に包まれた中心に自分たちがいて、自分の一言で何万人の人たちが歓喜するような異空間にいた状態だから、当然おかしなテンションになっているはずで。

 

この空間を作ってくれた会場に集まったファンに最大限の気持ちを伝えるのだから、当然言うに決まってる。

 

今が最高だって。

 

ただそれだけだと思います。

 

だってジョングクだって「2日目の方が調子がいい」とか言ってますよ。

あれだって昨日来た人たちは残念に思ったことでしょう。

でもそれで良いんじゃないでしょうか。

 

私たちは贅沢なことに、遠く離れていても彼らの姿を見ることが出来てしまう。

 

でも、あの空間にいるわけじゃない。

 

そして彼らの目には会場にいるファンしか映っていないのだから、今日今ここで起きたことに対しての感想を述べたまでで、今ここにいないファンのことはその時は考えていなくたって全然良いじゃん、って思います。

 

だってそれがライブなんだもん。

どこの公演に行ったって「今日は最高だった!ありがとう、愛してる〇〇!!」って言ってますよ。

「オーサカ サイコー!」ってのと一緒です。

 

でも見れちゃうからね、ありがたいことに。

だからなんかモヤる気持ちはわからないでもないけど、少し前まではこんなに全部のツアーにオンラインなんてなかったわけで、でも人ってすぐに順応して当たり前みたいに思っちゃう生きものだから仕方ないけれど、私はオンライン組はあくまで覗き見してるって思ってる。

 

ましてやこの2日間なんて覗き見中の覗き見なわけで。

 

結局はシンプルだと思うんです。

 

「マスクなし歓声あり」と「マスクあり歓声なし」とどっちがコンサートとして演者も観客も楽しいか?

 

そんなの決まってますよね。

 

 

ユンギが楽しんでくれてただただ良かったなぁ、と思います。

 

ライブ独特のユンギパートのラップの外し方、ユンギが昂ってる感じ、ユンギが他メンバーを優しく見てる感じ、一緒になって騒いでる感じ、会場の空気を胸いっぱいに吸い込んでる感じ、オラオラと会場を煽る感じ。

 

そのどのユンギも私は好きだし、ライブでしか見られない姿だなぁと思うのは、その目の前にいる一人一人のファンとのエネルギーの交換があるからだと思う。

 

だから彼らはライブにこだわるのだろうし、今それが手っ取り早く合法的に叶うのがアメリカだってだけなんじゃないかなぁ。(もちろんグラミーが絡んでいたことは確かだけども。)

 

残り2日もあるし、もしかしたら他場所の公演の発表もあるかもしれないし、何よりカムバがありそうですし。

ナムジュンもスポ気味なことを言っていたけれど、スメラルドがまた動き出したようで。

 

花様年華、難しいのよ〜。

また勉強し直さなきゃ。

ややこしい話は嫌いじゃないけど、タイムループものとか生まれ変わりものが苦手で。

あれをプランニングした人、どれだけ頭がキレるのだろうか。

そして演じてた7人もちゃんとわかってるのかなぁ。

だとしたら尊敬しかない。

 

今回も薄目でなんとなく、ってなりそう。

詳しい方がいたら是非教えてください。(人任せ)