週末のディレイまでに果たして間に合いますか。(間に合わせたい)

駆け足でつづいていきたいと思います。

 

【ジミン】

ジミンってやっぱり唯一無二の声だなぁ、ってあらためて思う。

ソウルオンラインからLAを見て、声が出ていないのと音を外しがちなのがずっと気になっていたけれど、今回が1番良かったんじゃないかなぁ、と思って。

オペ後の身体なのでいくらリハビリしてトレーニングを積んでも実際にどれくらい出来るのかは未知数で、きっととても怖かったんじゃないかって思う。

 

毎回、最初の入りは少し控えめに入っている感じがしていたけれど、終盤はしっかり歌えていましたよね。

 

バンタンが花様年華を迎えていた頃一緒に観ていた友人がいて、どハマりするほどではなかったからその後はすっかり離れてしまっていたのだけれど、その友人と飲みに行く約束をしていたときに思い立って最終日のオンラインを久しぶりに一緒に観ないか?と誘ったところノッて来て、我が家でオンライン飲み(意味が違う)を敢行したんです。

 

あの頃、ジミンの声に魅了されていた1人だった友人。

私がいくら言ってもメインボーカルはジミンだと言って憚らず、バンタンはジミンのおかげで売れたと豪語していた。

 

私もそれには同意しかなくて。

血汗涙からのFAKE LOVEでは泣いていた。(飲みすぎ?そしてもちろん私ももらい泣き)

 

なんでしょうね。ジミンの声やパフォーマンスにはそういう力がある。

もちろん友人の琴線に触れたのは懐かしさが大きく影響しているのだろうけれど、それでも観る人の心を揺さぶる力があるのはジミンだと思う。

 

私はダンスなんてダの字もわからないけれど、ジミンは本当にサボることがないなぁって思う。

曲げるところは曲げ、伸ばすところは伸ばし、止めるところは止め、余韻を残すところはちゃんと残し、ひとつひとつの動きをきっちりと手を抜かないってことは、ただただ上手なのとは全然違う次元のものだと思う。

 

もちろんホソクもジョングクも上手いんですけどね、何か心に迫り来るものがある、って感じるのは私はジミンだけなんです。(単なる好みなだけでしょうけど)

 

さて、最後まで友人と一緒に鑑賞したのだけれど、このところの私が心配しっぱなしのジミンの様子を友人は当然知らない。

その友人ですら「ジミンの雰囲気が変わったね」と言い、「なんか元気ないね」「こんなにMCで喋らなかったっけ?」と言った。

 

なんとなくずっと元気がないんだよねぇ、って私も答えたけれど、友人は「DynamiteとかButterとかPTDって曲はジミンじゃないよね」と言い出したので驚いた。

 

なるほど、って思った。

ジミンがレコーディングの時にジョングクに教えてもらって助けられたと話していたのはどの曲だったか。

やたらと様々なインタビューでそれを口にしていて、なんか違和感だったことを思い出した。

ジョングクをおだてているわけじゃないことは明らかで、嘘をつく必要性もなく、だから本当にそうだったのだろうと思う。

 

ポップな曲調が合いそうな綺麗な高音域だけど、ジミンは圧倒的に闇切な系(勝手に命名)の曲の方が合うと思うのは友人も私も同じ意見で。

 

このところのポップ路線はジミンの良さを消していると友人は言う。

 

これがジミンの元気のなさの理由になっているかはわからないけれど、ブランクがあってアミではない距離感がある分、俯瞰して見れるであろう友人の言葉には納得させられるだけの重さがあって。

 

見方や感じ方はそれぞれだし、ポップなジミンも私は好きだ。

でもこうやってまた違う視点から話が出来て、友人を思い切って誘ってみて良かったなぁ、と思った。

 

そしてとうとうジミンもOST参加の発表がありましたね。

どんな音源なのか楽しみにしたいです。

ジンやテヒョン同様、自作ではないだろうから第三者がドラマの世界観に合わせジミンに歌わせたいと思う曲になるはず。

私たちの知らないジミンの魅力を見つけてくれているかもしれない。

楽しみすぎる。

 

【ジョングク】

これも友人の一言

「グク、めちゃめちゃ喋るじゃん」に集約されていると思います。

 

ナムジュンやホソクのメンタル、病み上がりのジミンやテヒョンの体調、自分も含めそれ以外でも不安要素の多かったこの公演。

 

先頭を切って場を盛り上げ、MCでもたくさん合いの手を入れ、自身もたくさん喋り。

 

ヴォーカリストしてもパフォーマーとしても、何倍も大きくなった姿を見せたように思えます。

単に若いから、とは一蹴出来ないくらいのバイタリティでもって、コンサートを文字通りセンターとして自分のステージにしていたように感じて。

 

ジョングクはほぼ被せ無しだったんじゃないかしら?と思えるくらいの安定した素晴らしい歌声で、即興やハモリやアレンジもふんだんで、実は先述した友人の他に全くBTSには興味のない友人もいたのだけれど、その友人が「この人はすごいねぇ」と言ったくらい。

 

音ブレもなく、声の厚みもしっかりあって、あれだけのパフォーマンスをしながらのあの歌唱力はエグい。

 

それがのちにIGの動画であんな違和感というか不安を抱えていながらだったと知ったから余計にそのエグさが際立つ。

 

そんな精神状態であのパフォーマンスが出せるのかって驚愕したのだった。

 

気のせいかもしれないけれど、気持ちを吐き出したその後の2DAYSはさらに素晴らしいステージだったように思う。

 

いくら歌っても潰れない喉はBTS全員持っているように思うし、そのための発声方法もトレーニングも積んできていると思うけれど、ジョングクのそれは満場一致で黄金なのだと思う。

 

あらためてジョングクの凄さを確認した3日間だったなぁ。

 

友人もびっくりしていた。

「マイクから逃げ回っていたグクがねぇ・・・」って感慨深そうに。

 

記者会見でもほとんど喋らず、歌謡祭や音楽賞の受賞コメントなどでもジョングクに喋らせようとするナムジュンとそこから逃げ回るジョングクの姿は印象的で。

 

相変わらず「僕は上手に喋れない」というけれど、私はいつからかジョングクがナムジュンのように素敵で胸を打つようないい事を言おうとするのではなく、自分の気持ちを素直に表現する術を身につけたように思っていて、そのちょっと不器用だけれどストレートな言葉も私たちの心にちゃんと響いている。

 

【まとめ】

ジミンとジョングクがメント中にこそこそ耳打ちしてはニコニコ笑っているのを見ると本当にこちらまで笑顔になる。

本当に兄弟のようで、普段はどう見てもジミンがめちゃくちゃ兄さん風を吹かすことが多いのに、こと歌のことになるとそれが逆転し、ジョングクが先輩のようになることが出来るのは素晴らしいことだと思う。


双方のリスペクトがあって成り立っているこの関係は、ジミンにとってチングのテヒョンとも、同部屋だったホソクとも違うなんとも尊い関係だなぁと思う。

 

友人の言葉を借りれば、「あの頃のジミンは最強だった」と。

そんなジミンが数年後の今もなお、もっと上手になりたくてジョングクに意見を求めていること。

そしてそれに応えるだけの実力と自信を持っているジョングクもすごいなぁと思うわけで。

 

ジンもテヒョンも素晴らしい歌い手だと思うけれど、この2人の貪欲さがBTSのヴォーカルを支えてるのだと私は思うのだ。