今回のコンサートをどうまとめようと考えたのですが、まとまりそうにないのでメンバーごとに私感を書いていきたいと思います。(本当にただの感想です。相変わらず考察とかなく長々書いちゃうと思います)
【ユンギ】
今回のユンギ、やばくなかったですか?
ユンギペンの皆さん、本当にとうとうあの人が本気出してきましたよね。
特に出だしの衣装とスタイリング。(初日より3日目の方が好み。スタイリストが違うのか?)
最高でしかなかったです。
パステルカラーテロテロブルゾンも緑バンダナセットアップも良かったけれども、間違いなくレーサースーツ的なヤツの優勝でした。
そしてマルチアングルのありがたさよ。
ユンギって表情管理してないようでかなりしてるんですよね。
あぁ、口の内側噛む風のヤツ(伝わってます?)本当にスキすぎます。
マルチカメラならではのバストアップアングルには2列目からのカメラ目線のユンギが満載で何度その2列目に撃ち抜かれてるか。(大丈夫か?私)
ラップはもちろん超絶カッコいいし、ダンスだって普通に上手いのは前からだけど、いつもの自己紹介をやるも当たり前だが無歓声ゆえ反応がなく多分恥ずかしくなって次の日からしれっと取りやめてるユンギも、雨ですっころぶユンギも、恥ずかしそうにトコトコ逃げていくユンギも、赤くなった肘を見せるユンギも、恥ずかしげもなく唯一のヒョンを「かっこいい」というユンギも、マンネたちがわちゃわちゃしてるのに参加したくて遠くから走ってくるユンギも、トロッコすれ違いにジミンにツンデレるユンギも、3日目には逆に冷たくしてきたジミンに甘えるユンギも、もちろん数々のメントも。。。あぁ素敵だったなぁ。
【ジン】
ジンは本当にだいぶ痩せたように感じていたので、体力面でどうなんだろうって心配していた1人。
ジンの声、好きだなぁって思います。
相変わらず苦しそうに歌っているように見えるけれど、ちゃんと声は出ているし圧も出てる。
苦しそうに歌って見えるについては完全素人の私なりに主張があって、初期の頃の記事でも書いているんだけれど、バンタンの曲とジンの持ってる音域が合ってないことが多いのが理由だと思っていて。
ボーカル4人の音域が違うのでそれが出てくるのが当然なんだけど、ジンにとってファルセットに行くか行かないか、のギリギリが多いような気がしている。
で、行かないパターンが多いのでは、と。
友人なんかはジンを見てると苦しくなる、と言うけれど、そんな時は黄門様の印籠のごとく「このFix Youが目に入らぬか!」と言っている。
あれくらいはっきり高音ならば綺麗なファルセットで歌い上げ、「あのピンクのマイクは誰!?」と海外で話題になったのだから。
話がすっかり逸れてしまったけれど、相変わらずの歌声とステージ上で見せる可愛い姿も去ることながらブラックスワンではトリのキメ顔をバチーーーっとキメて来るあたりあの人も実は沼なんだよねぇ、と思う。
最終日のなんとなく感動的になるであろうアンコールの場面でもお構いなく被り物をしてくる長兄。
あれもファンの期待に応えてるだけなんですよね。
きっと本人がしたくてやってるわけじゃない。
この前のVライブではネタ切れだからもうしないから!とか言っていたけど、結局やっちゃう。
RJとコヤのコラボには悶絶してしまった。なんて可愛いんだ。
長くなってしまって申し訳ないんだけどもうひとつ関係ない話を。
会場の様子がカメラに映るとそこに集まったアミたちが志向を凝らしたアイテムを見てしまうのだけれど、そこにRJがたくさんいることにいつも驚く。
BT21はそれぞれキャラがいるにも関わらず、圧倒的RJ。
単純にRJがキャラクターとして完成されていて可愛いってのもあるだろうけれど、間違いなくジンがRJを本当に愛して可愛がっているからなんだと思う。
だからなんだ?と言われたらおしまいなんだけど、なんというかこういうことがジンの魅力のひとつだなぁ、って思うし、ジンペンのジンの愛し方というかそういうのに繋がっているなぁって私が感じることなわけで。(長々書いたのに伝わりにくいなぁ)
個人的ジンのベストスタイリングは、夢可愛いパステルテロテロのやつね。
あんなんのが似合うアラサーっています?
1番似合ってたと思う。素敵。
【テヒョン】
サウンドチェックから1人だけマスク姿だったテヒョン。
コロナ罹患が直近だったこともあったし、感染中は喉にガラスが刺さっていた感じと言っていたこともあったし、こちらも心配していた1人。
実際見てみたら喉の調子だけじゃなくやっぱり体力も落ちてそうでしたね。
体調もどうなん?って感じに見えました。
ほとんど生歌だったと思うけれど、被せ多めだったのがテヒョンとジミンかなぁって感じていて、元々あまり声量(圧)が高くない2人だし、かたやコロナ、かたや盲腸オペ後の状況もあって、それは仕方なかったかなぁという感想。(あくまで私の感触)
それでも圧倒的ステージ上でのオーラの凄さはさすがはキムテヒョン。
ブラックコーデでは素肌にチェーンという衝撃のジョングクとジミンに目が行きがちだけれど、私は圧倒的キムテヒョンの顔横立ち上がり襟とボトムズ裾フレアに目が釘付け。
ただ歩いているだけでなんなん?あのラスボス感。
7人並んで一緒に歩いていると余計にわかるんだけど、同じスピードで横並びで歩いているのにあの人だけ時の流れが遅い。
バンダナ柄セットアップという見事なアキバスタイルも華麗に着こなすので、テヒョンは本当にすごいなぁ、違和感がある服がほとんどなくないですか?
それでいてどんな服も上品に見えてしまう魔法はどこで手に入れたん?(すぐに輩になっちゃうジョングクに教えたげて〜)
個人的にはDOPEとかIDOLとかのテヒョンのガナリ声も好きなのでたくさん聞けて嬉しかった。
本人も好きだと思うんですよね〜、テンション高めでいいです。
変なダンスも変なテンションも私は好き。
つまりは何しててもサマになるし何してても目につきますよね。
で、そんなテヒョンが基本の立ち位置が1番端っていうのがあの人たちの凄さだよなぁ、っていつも思います。
【まとめ】
前記事には今回の奇妙なスタイルの公演に対して持ったであろう「えも言われぬ感情」についてユンギとジンとテヒョンはそこに言及していなかったと書いた。
私の中でジンとテヒョンは「今」を生きてる人だと思っている。
過去のことや先のことなんて思い出さないしあまり考えない。
「何より大事なのは今でしょ?」って言う2人。
7人ともこのパンデミックで苦しんだはずで、他の4人が発言したことにもきっと共感していると思うし、このコンサートへの違和感ややりにくさについても話し合ったと思う。
感情が地続きになっているタイプと割り切れるタイプがいて、コンサートのような特別な時間の時、特にジンとテヒョンは後者だと思うから、この2人は「えもいわれぬ感情」を持ちつつも、この奇妙なコンサートでもいつも通り通常営業でアミへの愛を伝えてくれたのだと思う。
ではユンギは。
ユンギはこの2人とは真逆の人だっただろうと思っている。
過去に囚われ未来に恐怖し今を生きるのが怖かった人だったと思う。
そんなユンギが、許された環境で今を楽しもうと率先して前向きな発言をしていたように思えて、センイルの時に寄せたブログでも書いたように、本当にユンギが変わったのだと思った。
コロナに対しての考え方、それはすなわち自分ではどうしようもないことへの対処と同じことで。
ユンギがそのどうしようもないことへの抵抗を辞めた結果が、今回のユンギの発言に繋がったのだと思う。
完璧なステージを目指すのではなく、許された環境で精一杯やれることをやる。
それが自分の理想とは違くても誰も、もちろん自分を責めることもせず感謝することを選べるようになったのだと思う。
それがアミへのあの言葉に繋がったのだと思う。
ユンギとジンやテヒョンはタイプが少し違うけれど、その3人があのコンサートを持ちこたえさせたのかもしれないなぁ、と思う。
なにしろナムジュンが眠ることができず、SNSにはほぼ登場しないでおなじみだったあのジョングクが、あんな風に動画で気持ちを吐露するほどに苦しくてなんとも言えない感情だったのだから。
前向きな受け取り方、いつも通りの振る舞い、がどれほど難しい状況だったかは想像がつく。
それをちゃんとやれる人がいて、こうやってBTSはいろんなことを乗り越えてきたんだなぁ、ってつくづく思う。
あぁ、素敵な人たちだよ、本当に。