ソウルコンが終わりましたね。(本当に素敵だった)

話したいことはたくさんあって何から話していいかわからないくらいですが、ナムジュンとユンギの言葉を取り上げたいと思います。

 

楽しいこと、素晴らしかったことについて書いた方がいいに決まっているんだけれど、これについて先に話したいというか、先にこれを吐き出しておきたいって思って。

 

まずはナムジュンの

 

「眠れてない」

 

の衝撃が私にとってはすごく大きくて。


 

ジンがナムジュンを金髪って呼んだり、メンバーに揶揄われて立たされたりして、ほのぼのエピなんだけどね。

 

でも、今日は最終日で。

 

感染者数が減らないどころか最高数を更新し続けている韓国で、無歓声で人数制限しての開催の是否については本当に気を揉んだと思うし、ここまでの苦労は計り知れない。

緊張やプレッシャーで眠れないのは初日を迎えるまでならばまだわかる。

 

でも、今日は3日目。都合4日目なんですよね。

 

昨日だけ眠れてないわけないですよね。

ずっと眠れていないんじゃないでしょうか。

 

初日からナムジュンの動きが鈍そうなのはSNSなんかでも目にしていて、でも私はみんなそんなところは少なからずあったし、それほど気になっていなかったのだけれど、正直メントの短さと内容の薄さはちょっと気になっていた。

薄いとか書くとちょっと語弊があるのだけれど、なんというか準備してなかった感というか、いや、準備なんてしなくても良いんだけど、なんかいつもと違う感じで。

でももしずっとちゃんと眠れていなかったのだとしたらそれはとても納得がいく。

 

ちらほら参戦したアミの感染が聞こえてきているけれどどこまで本当かはわからない。

仮に感染したとしてもコンサートが元かどうかも突き止められるわけもなく。

 

でも、演者・スタッフはそうはいかない。

誰か1人でも出たら公演ごと吹っ飛ぶわけで。

 

正直、これだけの感染者数が出ていたらダンサー・スタッフから1人も出ていないとは考えにくいなぁ、と思ってしまうけれど、この3日間をやり遂げることがどれだけプレッシャーになっていたのだろうと思う。

 

だって今出れば、アメリカ行きまで飛ぶことになるかもしれない。

 

コンサートの最中に欠伸を我慢できないなんて滅多にないんじゃないかなぁ。

それだけリラックスしていた、とはいくら本国開催だからってフォローできない。

でも数日間眠れていなかったとしたら、それは仕方がないし、心配でしかない。

 

長いブランクのあと、睡眠不足の状態でのあのパフォーマンスだったとしたら本当に最後まで怪我なく終えてくれたことに感謝したいし、もちろんまだこの先も大きな仕事が待っているので心休まることは少ないかもしれないけれど、今夜はゆっくり眠ることができたらいいなぁ、と心から思う。

 

しかもこれはナムジュンだけじゃないかもしれないよね、って思うと居ても立っても居られないというか、ざわざわするわけで。

だからって本当に私ができることなんて何もなくて、ただただオロオロとナムジュンを思ってこうして文章を書いて吐き出し気持ちの整理をつけているだけのダメなファンなのだけれど、本当にただただ今夜は眠れていることを祈っている。

 

 

もうひとつ。

ユンギの言葉。

 

「ファンの皆さんが規律を守ってくれた」

「防弾少年団が批判を受けないようにと僕らのためを思って」

 

もちろん前記事でも書いたけれどコンサート中以外は普通に喋っていたと思うし、実際は独り言のように声が漏れていたと思うけれど、それでもコンサート中は自分だけ声を出して目立とうとか気づいてもらおうとか、そういう人はいたようには画面上では見えなかったし、本当に参加者の人たちは立派だったと思う。

 

それはそういうルールだったってことは大前提にあるけれど、何より彼らの顔に泥を塗りたくない、という思いがあったことは間違いないことで。

開催に踏み切ってくれたことへの感謝と、それ以上の喜びと、彼らへの愛であることは同じファンならきっとわかると思う。

 

でも、それは同じファンだからわかることなわけで。

それをわかってしまうミンユンギに私は心底感心して、それをまた言葉にしてファンに伝えてくれることに感激している。

 

うまく言葉にできなくてもどかしいんだけれど、これだけのスターになってもこの感覚を持っているってことに驚いている。

あぁ、どうしたらうまく伝わるかな。

 

誰かの行動がその他の誰かのためのものである、って考えられる人って本当に素晴らしくて。

今回のことだって「そういうルールだから」従っていただけのこと、と思ってもおかしくないわけで。

 

でもそれを「自分たちを批判から守るため」だと解釈した。

ファンの想いの中に「推しを守りたい」という感情があるってことを、そのためにファンが尽力していることを理解できるスターってあまりいないんじゃないか、って思う。


普通に考えれば今や彼らはオンラインコンサートやグッズ販売だけでも十分収益を上げることが出来る。

だから逆に、人数をフルで入れられないオフラインで、しかももし状況が変わればキャンセルになる可能性だってあることを考えれば大赤字だと思う。

 

それなのにさまざまな制限を呑んでもオフラインにこだわった。

コンサートを開催するにあたって彼らの会社もそして彼らも大きなリスクを抱え大変な思いをしたことと思う。

だから彼らの方が頑張ってやってやった!と思ってもおかしくない状況で。

それなのに、この成功はアミのおかげだし、1番苦労したのはアミだったと言ってくれたこと。

 

コンサートに参加しその規律を守ることは、ファンが自分の欲望を満たすためではなく、自分たちを守るための行動だと受け止めてくれたこと。

それに対して当たり前と思わず感謝を持ってくれたこと。

 

ミンユンギの凄さを感じつつも、やっぱりBTSと本国アミとの間にはちょっと違うものがあるなぁ、と悔しながらに感じざるを得なかった。

 

ジョングクもエンディングメントで言っていたように、「それ以上の絆」みたいなものがあることをまざまざと見せつけられたような。

 

これきっと日本だって同じことが出来たと思う。

いやむしろ余裕でできる国民性だと思う。(昨日のライビュの様子なんかを聞いていても)

でも、彼らの受け取り方はちょっと違うんじゃないかなぁ、って思っちゃったりする。

やっぱりすごいし、良かったねぇって思う。

 

それにしてもユンギはやっぱり素晴らしくて私が心奪われる理由はこういうところなんだろうけれど、きっとこう思ってくれているのはユンギだけじゃないと思う。

 

ホソクが複雑な心の内を告白してくれたことも、ジョングクの「みなさん辛かったですよね?」には涙腺スイッチをパチっと押されそうになったし、ジンの相変わらずのファンを楽しませてくれようとする姿勢には頭が下がる思いだし、ジミンの丁寧で思いやりのあるファン心理に寄り添ってくれる言葉にはいつも救われているし、テヒョンの飾らないナチュラルな言葉には心洗われて(今日のは謎すぎて可愛すぎたが)、ナムジュンが最後にまとめるメントも心を落ち着かせてくれる。

 

正直に言って今の彼らはファンが努力なんてしなくたってコンサートが出来るし、世界中の会場を満員にできると思う。

 

それなのに、アミのおかげで無事に開催することができた、と思える彼ら。

これがどんなに尊いことなのだろうと思うし、彼らのファンになれて良かったと心から思える。

 

本国との差を見せつけられてちょっと悔しいし、次に彼らが向かうアメリカのようにほぼ通常通りに戻っているのも羨ましい夜だけど、それはちょっと傍に置いといて、彼らの素晴らしさにあらためて感動した夜だった。

 

そしてジンの「明日から出勤」に一気に現実に引き戻される私。

まだ戻りたくない。(泣)