みなさん、読まれましたか?
Billboardの記事。
話題になっていますね。
どちらかといえば、悪い方で。
どうお感じになりましたか?
それぞれが思うところがあると思いますが、私の思ったことをつらつらと書きたいと思います。
翻訳をつけてくださっている方の解釈によって若干ニュアンスが違うとは思うのですが、複数の方の翻訳を読ませていただいての、感想です。
後できちんと日本語訳が出るのかもしれません。
その時また違っているようならば訂正したいと思います。
結論から言うと、
インタビューと現在の彼らの状況説明を交えた、普通の記事
だと思いました。
このブログを読んでくださっている方々でも意見が分かれるところだと思います。
仲の良いアミ友達同士でも違うでしょう。
このブログは私個人のブログなので、私のことしか書けません。
これが正論でも正解でもないし、みなさんと違っているかもしれませんが、相変わらずの「そんな人もいるのね〜」視点でお願いします。
まずは私のファンとしてのスタンスを先に書きたいと思います。
私は、彼らのためにと、必要以上に同じCDやDVDを買うことはしていません。
グッズにも興味がないし、収集癖もないんです。
MV最速1億ビューを目指そうと思ったこともありませんし、それに協力したこともないです。
自分が観たい時に観たい分だけ観ています。
センイル企画にもソンムルなどにも参加したことはないし、特定日に特定曲の再生回数を上げようと思ったことも、トレンド入りさせようとかも、よくわからないランキングへの投票も、サッカー会場で流す曲のリクエストとかも、ハッシュタグほにゃららも、参加したことがありません。
もちろん、事務所への抗議活動やら、扱いの悪い企業への抗議もアウトタグ的なこともしたこともなければ、したいと思ったこともありません。
寄付やセンイル企画なんて自分ではできないことなので、すごいなぁ、と思うこともあるし、抗議活動や運動などそういうことに参加しない自分はアミを名乗って良いものか?と思うこともあります。
というスタンスを表明したところで、本題に。
きっと気になるところは、Billboardのランキング疑惑の一件ですよね。
先日も少しだけ触れたフィフィさんのYouTubeが炎上している件についても同様ですね。
「BTSのせいでBillboardは死んだ」
と言われているのはずいぶん前から知っています。
圧倒的にセルとダウンロードの数値が高くて、ストリーミングやエアプレイが低い。
つまりは、大量にCDや音源を購入してポイントを稼いでいるだけで、実際アメリカ国内ではBTSの曲を音楽として日常好んで聴いている人たちが少ないんじゃないの?ってことです。
そして、実際にCDを購入するための資金集めをしているアカウントもあるにはあるし(実態はどれくらい動いているかはわからないけど)。
それって本当に音楽として評価されてるの?ってところが重要。
そして、それって不正行為なんじゃないの?ってところですよね。
不正か不正じゃないか、って言ったら、不正じゃない。
かつては事務所の戦略としてCDの値段をめちゃくちゃ安くしてたくさん買ってもらったりしていたことが問題になっていましたが、BTSはそうじゃない。
ちゃんと正規の値段で売っているし、買うって言っている人に売らないなんてことは絶対にない訳で。
だから、事務所側は後ろめたいことは何もないと思うし、それだけのファンをつけることは誰にでもできることじゃないとも思う。
それが、誠実か誠実じゃないか、素敵なことか素敵じゃないか、するかしないかは、それぞれの判断だと思います。
私は、素敵なことじゃないと思うことはしない。それだけです。
私が今回のことを「ヒドイ記事だ」と思わない理由は、むしろこのことについて発言する機会をくれてありがとうと思っているからです。
この問題ってBTS以前からもずっとある問題で、その都度ルールを変えたり色々しながら現在があって。
でも、結局は順位をつける、って運営側がどこかで線引きをしてルールを決めてやるものだから、全員が納得するなんてことはないんです。
同じ短距離競走でも、100Mと400Mの優勝者が違うように(たまにすごいのいるけどね😅)、似ていてもルールが違ったら勝つ人が違う。
だからナムジュンの回答は100点満点で、まさにその通りでしかない。
そんなに言うんならルールを変えたらいいんじゃない?ってことですよね。
それに関しては何も異論はないけど?って。
私は彼らは賢くて謙虚な人たちだと思っているので、ちゃんとこの1位の意味をわかっているし、自分たちの立ち位置がわかっていると思うんです。
そんなのはチャート内訳を見たらすぐにわかることだから。
だけどそれをわざわざ言う機会がないし、そもそも自分から言うようなことじゃないですしね。
だから、この質問を投げてくれたことは本当に良かったって思います。
よくよく考えたらこの話題をBillboard自身が出してきているんだからそこに何か意味があるんでしょうしね。
自分自身の問題を曝け出しているわけですから。
そしてチェック機能に色々問題多めのHYBEですが、この記事にGoサインが出た訳で。
HYBEとしても言っておきたかったことなんじゃないかなぁ、とも思えたりして。
ただ、ナムジュンの発言で気になることは、自分たちが「ボーイズグループであること」「韓国人アイドルであること」「熱狂的なファンを持っていること」が標的になっている理由なんじゃないか、って言っているところです。
暗に差別を受けていると言っているようで。
こんなこと言わなくても良いのになぁ、って思ってしまう。
本当にそう感じているのだろうから仕方ないけどなぁ。
差別云々と結びつけて欲しくないなぁ。ってのが私の気持ち。
でもそれほど辛いんだろうなぁ、とも思う。
でも、こういうところがまたファンの気持ちを熱くさせてしまう理由にもなっていて、実際にこの記事を書いた記者にもかなりの抗議が寄せられているようだし、フィフィさんにも同様で、もちろんBillboard社にもいっていることでしょう。
ちょっとセンシティブ過ぎるよね、って感じてしまいます。
この記事を読んでいろんな感情が湧き起こって、それについて自分自身で考えることは良いことだし、その湧き起こった感情が何であれそれはそれで良いと思います。
ネガティブでもポジティブでも、です。
でもそのネガティブ感情を他人にぶつけることが本当に必要なことか、はしっかりと冷静に考える必要があると思います。
当然どんなネガティブなことであっても言うべき時は自分の意見を言うべきだし、批判すべきはそうするべきだけど、彼らのことを悪く言われると脊髄反射でNo!ってなってしまわないようにしたいです。
「彼らのすることが全て正しいわけじゃない」
と前記事でも書いたけれど、それと同じように
「彼らのために、とすることが全て正しいわけじゃない」
から、そこを間違えてはいけないと思うんですよね。
「彼らのために」という大義名分を勝手につけて他人を攻撃することは、彼らのためにも自分のためにもならないと私は思っています。
考え方は人それぞれですが、今回の記事については、彼らの心情を引き出してくれていると思うし、彼らを取り巻く国内事情や事務所の戦略などを絡めて、最後にはジンの「こんなこと言っていいのかわからないけど」と付け足すような内輪話まで引っ張り出せていて、私は悪い記事だとは感じませんでした。
記事中では自分の質問としてではなく単なる1ファンのTwitterを引用するあたり、記者としては逃げ道作っているようで、うーーん?って思うところもあるけれど、少なくともこのインタビュー中に取材者とメンバーの間に悪い空気はなかったように感じるのは、それは「上から目線」や「悪質な質問」がなかった証拠だと思います。
じゃなきゃ、ジンがあんな話をするはずがないからです。
「メンバーとファンを信じて、もう一度やり直そう」とあの時契約更新を決めた彼らに、ファンとして今、何が必要か、私も考えたいと思います。