ビルボードアワードが終わって、次はグラミーでしょうか。
BTSは狙っていないと言ったら嘘になりますよね。
いや、むしろ狙っているとハッキリ言っていますよね。
グラミー賞についてはBTSが去年獲れなかったことよりもずっと前から批判がある。
そしてさらにDynamiteが逃したことや、BMLのことやアジア人差別などが絡んで批判はマックスになりましたね。
3月にDynamiteで逃した時にこんな記事を書きました。
今もこの気持ちは変わっていませんし、ここからは私の個人的な意見。
違う意見の人がたくさんいるだろうことは想像しているけれど、あくまでも私の気持ちです。
不快に思う方がいるかもしれません。先に謝ります。アミでもこんな風に思う人がいるんだ〜くらいに思っていただきたい。
私はBTSがアジア人だったから獲れなかったとは今も思っていない。
それよりも、レディーガガとアリアナグランデの曲の方が評価されただけだと思っている。
仮に、アジア人への差別だったとしても、それはそれではないか、と思う。
記事中でも書いたけれど、グラミーの選考方法はとてもグレーで秘密主義であることは確かだし、それがもう現代にマッチしていないのかもしれないけれど、それならばいずれ全世界中からそっぽを向かれるだけのこと。
それでも、まだこうして音楽業界では最高峰の賞だと言われている。
アカデミー賞だって、同じようなものだ。
もっと言ってしまえば、ノーベル賞だって、同じ。
私はそもそも誰かが誰かに与える賞なんてそんなものだと思っている。
そこに誰かの意思が働くのだから、当然その誰かの気に入ったものが賞を獲る。
先述したように、去年は「Dynamite」よりも「Rain On Me」の方が評価されただけだ。
間違っちゃいけないのは、「グラミーで評価されただけ」であって、作品そのものが素晴らしかったかどうかなんてそんなのわからない。
誰かにとっては素晴らしかったかもしれないが、その他の誰かにとってはつまらないものだったかもしれない。
たまたまグラミーの選考で評価されただけだと思っている。
誤解しないで欲しいのだが、だからってグラミーに価値がないとは思っていない。
価値なんて1つじゃないから。
私はグラミー受賞歌手だからって、なんとも思わないだけのことで、好きな曲は好きな曲だし、好きじゃないものは好きじゃないだけ。
BTSがグラミーを獲っても獲れなかったとしても、何も変わらないのだから。
だからってBTSがグラミーへ挑戦すること、グラミーへ意欲を見せていることを批判しているわけじゃない。
アミとして獲らせてあげたい。あのステージに立っている7人を想像するだけで泣けてくる。
でも、それはグラミーがすごいと思っているからじゃない。
7人がそれを望んでいるからだ。
私の大好きな7人がそれを望み、それを獲るべく努力しているから応援する。
だからこそ、だ。
人種差別されたから取れなかった、とは言いたくないのだ。
それを言ったら、正当な評価はもう受けられない。
次に獲れても下駄を履かされたと思われてしまう。
そんなこと訴えなくても、大丈夫なんだよ、BTSは。
確かに、そのあとのモグラ叩きの風刺画みたいなやつは悪質だし、賞も与えなかったBTSの出演を餌に視聴率を稼ごうとするのがミエミエな構成もなんだかなぁ、って思ったことは確か。
でも、そんなのはずっとあることで、BTSに限ったことじゃない。
だからって黙ってろ、とは思ってないけれど、全ての人が公平なんて、あるわけがない。
それを踏まえてもなお、BTSは今年もButterで挑戦するのだから、私たちは黙ってついて行くしかないし、応援するしかないと思っている。
グラミーの土俵で戦うのだから、そのレギュレーションを受け入れて臨むのだ。
その覚悟があるからこそ、BTSは今年もそこに挑むんでしょ。
一緒に戦うなんておこがましいことは言えない。だって何もできないから。
でも、応援する身として、ちゃんと知っておきたい。
グラミーってどういう仕組みなのか。なぜ、「挑戦」なのか知っていますか?