RMがいたから、自分がここにいる
僕の幸せはRMとの出会いから始まった
先日のBANG BANG CONで放映された釜山マジックショップでも、少し前のLet's BTSでもまぁ、挙げたらキリないくらいどこででもジョングクはナムジュンの事を話す時、同じ話をしますよね。
逆にナムジュンも事あるごとに、
BTSはジョングクから始まった
BTSに入ってくれたことに感謝している
って言う。
ナムジュンのジョングクへの接し方って、他のメンバーとは違っていて、本当に大切にしているのがわかる。
他メンバーももちろんマンネを可愛がっているけれど、ナムジュンは可愛がってるんじゃなくて、大切にしてる。
ジョングクがコンサートで体調が悪かった時、バックステージでのナムジュンは心配通り越してプチパニックのように見えた。
ジョングクがいないと大変だと。
見ているとこちらが心配になる。
他のメンバーとの違いが大きすぎるから。
皆、ナムジュンに認められたいと思っているはず。大丈夫なのかなぁ、といらぬ事を思ったりもする。
でもそこは皆が納得して共通認識している所なんだろう。
ジョングクがBTSの夢の始まり。
ナムジュンからジョングクへの期待感、信頼感は本当に高い。
ナムジュンがBTSの幹ならば、ジョングクはそこに成る大きな実だと思う。
その実はとても美しくて大きくて甘くて美味しくて人々を虜にする。
その実を成らす為に幹はせっせと地面から水や栄養を吸い上げる。
ナムジュンが本を読み、常に学び、BTSへと反映させているように。
太陽の光が良く当たるよう、雨からは守るよう、枝や葉を動かして、その実を成長させる。
メンバーが支えになってジョングクに光を当て、その光が強すぎる時には遮る壁になっているように。
事務所サイドのジョングク推しが強すぎると批判があるのも知っているし、他メンバーのアミたちから不平が出ているのもわかる。
正直、私もそう思う時がある。
カメラの前でジョングクの才能を持ち上げ、賞賛することがわざとらしく見えるかもしれない。
でも、普段の言動を見ていれば、メンバーが心からそう思っているのがわかるし、引いてはそれはBTSの成功の為であり、BTSの成功は自分たちの為なのだから。
デビュー当時からメンバーの中で1番不遇の扱いをされているとファンから不平の声が挙がっているのがテヒョンだ。
1人だけ写真から切れていたり、名前がなかったり、パートが少なかったり。
アミたちが事務所宛の嘆願書まで出しているそうだ。
でもそのテヒョンが、ジョングクにその才能をBTSだけに使ってくれてありがとう、と言っている。
ナムジュンは人生で使える3つのラッキーの1つをジョングクがBTSに入ってくれたことと思っている。
ユンギは密かに音楽仲間にジョングクの才能の素晴らしさを語っていた。
メンバー全員がジョングクに感謝して、常に盛り立てていると思う。
ただ1人、この手の話に全く乗ってこない人がいる。
それがジョングク本人だ。
いつも自分が話題の中心になると、なんとも言えない顔をする。
なんだろな、嬉しいんだろうけれど、複雑というか。
自分がBTSの中心だとは思っていないような。
メンバーあっての自分だと思ってる。
ジョングクの歌についてはまたあらためて思うところを書きたいと思っているのだが、それは楽曲によく表れていると思う。
ジョングクの歌い方は他ボーカルを生かす歌い方だと思う。
誤解を恐れずに言えば、コーラスやカバー向き
綺麗で透明で、だから色がない
声の特徴も、ダイナミックさも、クセもエグ味も、自己主張も少ない。
私も、メインボーカルとして少し物足りないと思っていた。
大人しすぎるし、主張が少し足りない。
(他K-POPファンの友人はつい最近まで、ジミンがメインボーカルだと思っていたくらい。)
でも、敢えてそうしているのか?とだんだん気づく。
そして本人の口からも聞くことになる。
どうすれば他の人の声が生きるか、を考えている、と。
メインボーカルって、俺が俺が!じゃないの?
いいから俺の歌を聞け!じゃないの?
そうじゃないんですよね。ジョングクは。
そんなジョングクが自分がBTSの顔で自分がBTSの中心で、ジョングク=BTSだなんて思っていないと思う。
だから、皆からそう囃し立てられると、複雑な顔をしてしまうのだろうと想像している。
だってジョングクのヒョンたちへの尊敬の方がずっと勝っているのだから。
その尊敬するヒョンたちからの期待に応えようと努力してどんどん成長しているジョングク。
それをまた喜び、褒めるヒョンたち。
その成長がBTSを世界へ大きく羽ばたかせる原動力になった。
これぞシナジーでしょ。
ジョングクは釜山マジショ2日目終了後、Vライブを点け、その中で自分は運命を信じると言った。
そこへ行くか行かないか、迷ったことすら運命で決まっていた、と。
ジョングクがあの日RMの練習に鉢合わせたのは、運命だった。
その後、7人が出会ったのも、今こうして私たちがBTSに出会ったのも、そう。
この運命に感謝したい。