私はホソクが大好きだ。

 

BTSはメンバーがそれぞれにそれぞれを尊敬している素晴らしいグループだと思うし、これがBTSをBTSたらしめている理由だと思う。

 

その中でもナムジュンが当然メンバーだけでなく、BTSを知っている人なら誰でも尊敬される存在なことは間違いないことだ。

 

ナムジュンのこともまた改めて書きたいと思うけれど、今日はホソクについて書きたい。

 

あまり目立っていないかもしれないけれど、メンバーからのホソクへの信頼と尊敬はとても厚いと思う。

テヒョンはホソクに認めて欲しくて色々アプローチをしたのに、全然わかってもらえなかったのが残念だったと言っていたし、ジョングクもこの前のLet' BTSの中で、「ダンスが上手くなったと言われたい」と希望を口にした。

 

本当に細かいところで誰も気にしていないと思うのだけど、タリョラep119で、「僕がBTSだ」というお題でホソクが自分の自撮りを撮った時、それが適切かどうかメンバーで揉める場面で、何気なくジョングクが言った一言に、私は全てが現れていると思ってる。

他メンバーはもちろん盛り上げる意味も含めて、「これは違う!」と言っている中、ジョングクだけが「ホープヒョンがBTSなんだからいいじゃん!」と何度も言うのだ。

 

ナムジュンのリーダーシップは素晴らしいし、ジンのおおらかで穏やかな人間性、ユンギのカリスマ性、ジミンの努力できる才能、テヒョンの独創性、ジョングクの天性、どれをとっても素晴らしいけれど、BTSの肝はホソクにあると思っている。

ホソクのダンスへの探求と、音楽に対する謙虚で真摯な態度、明るさ、他者への肯定の強さ、自己プロデュース力、プロ意識の高さ、どれをとっても影になり日向になりBTSを支える核になっていると思う。

 

特にいつも感じるのは、ホソクの他者への肯定の強さだ。

ホソクは絶対に人の意見を否定しない。

まずは、わからないことでも

「それいいね」

から始まる。

自分と意見や方向性が違う時、「それいいね」から思考をスタートさせることは簡単なことじゃないと思う。

 

何か相談された時、

「いいね、やってみるといいよ」

「やってみないとわからないよ」

という言葉を何度彼の口から聞いたか。

 

何か自分が挑戦したいことがあった時、相談すべきは年長者でも権力者でも学者でもなく、そのことに挑戦したことがある人にしなさい

と恩師に言われた言葉が私の中にあって、メンバーにとってホソクはその適任者なんじゃないかって思う。

 

ホソクはダンスの踊り手からスタートして、振り付けやラップも歌も作詞作曲、音楽制作もしてきた。

 

BTSの中で唯一全てに挑戦して全て高いレベルで結果を出している人だと思う。

唯一のユーティリティプレーヤー。

 

そんなホソクが「やってごらん」と言ってくれる。

「やってみないとわからないよ」と言ってくれる。

 

そして、実際にやってみた事をちゃんと褒めてくれる。

テヒョンがwinter bearを作った時、ジミンのVライブに登場したテヒョンとホソク。

Winter bearをとても褒めるだけでなく、過去のテヒョンの曲を引き合いに出して、「本当に上手になった」と言った。

テヒョンは元々音楽を作ることには消極的だったと記憶している。

そんなテヒョンが挑戦したのはホソクの影響だったかどうかはわからないけれど、そう褒められた時のテヒョンがとても嬉しそうだった。

(ジミンも激推ししてくれていたのを忘れてはいけない。ありがとうジミン)

 

ホソクの存在のおかげでヒョンラインのナムジュンは対外的な対応や作詞に、ユンギは音楽制作に、ジンは長兄としてチームのバランスを取ることに、それぞれ専念できて、マンネたちはホソクの後ろ姿を見てのびのびと自分のやりたいことに挑戦出来ているのではないかと思っている。

 

プロ意識の高さ、と自己プロデュー力の高さも、ホソクの素晴らしいところだと思う。

プロ意識の高さについては言うまでもなく。

いつでも完璧なステージを見せてくれようとしているし、メンバーのミスだけでなく、自分のミスにもめちゃくちゃ厳しいことは有名。

テヒョンのクムシラコシリーズでも、そのことを言われていましたね。

ホソクのことだから、一生そのことについてはクムシラコらないと思いますけど😆。

 

自己プロデュース力の高さについて思うのは、J-HOPEとしてかっこよく見せようとすることだけではなくて、常に誰かの希望になるという事を実践しているところ。

ホソクだって落ち込んだり、気分が乗らなかったりする時も多々あるだろう。

でも、自分をうまく乗せて、自分で自分のご機嫌を取って明るく見せてくれている。

ジンにもそういうところがあると思うが、ホソクには敵わないと思う。

誰かの希望になるということは、自分自身も自分自身の希望でいることだ。

 

BTSにホソクがいれば大丈夫。

自分の得意なこと以外、結構ポンコツ(そこが好き)なメンバーの中で、ホソクには不得意なことがないように見える。

黄金マンネと言われるジョングクよりも、私には黄金に映る。

ジョングクが憧れるのも必然だと思う。

 

BTSがRMのために作られたチーム、というのは有名なストーリーだけれど、ダンスの世界では、「あのホソクのいるグループ」として認識されていたという話もあったり、タリョラで見せるあのなんともおばちゃんっぽい振る舞いも、JUST DANCEで魅せる爆イケステージも、私たちの希望チョンホソクはいつもめちゃくちゃ魅力的でカッコイイのだ。