



「RV2セミナーを受講して」
RV2はHPやテレビ番組で見たりして知っていたが、震災が起きたことで、今後の自分の行き方を考える上でも能力開発を体験するのは必要なことだし、前からインスピレーションについては色々と研究していたので、RV2セミナーを受けてみようと思った。
RV2は誰にでも出来ると聞いていたが、実は半信半疑であった。セミナー中もとてもスムーズで、85%の割合で出来ていたと感じたが、それでも中々信じられず、最期の日に、全員の様子をシェアした時に、やっと、やはり誰にでもできるのだと確信した。
RV2は、練習が肝心であると感じて、早速、メーリングリストを作ったりして、同じセミナーを終えた仲間と集まり、インターネット通話(スカイプ)を通じて、RV2のセッションの自主練習を行うようになった結果、これもとても良い出来であった。これは、当然の結果なのかもしれないが、とても驚いたし、更に驚きながら現在もセッションを様々な機会を駆使して継続している。
モニターがターゲットという目標を決めるが、自主セッションではとても難しそうな画像だと思われるものとターゲットにされて、それを知らずに私はビュアーになって行なったが、それでもよい結果であった。最初にそのターゲットを開示されたときは、無茶なターゲットであると文句もいったが、時間が立つにつれて、それでも当たっていることを思い返して、相手のモニターと感性の違いに感謝できるようになった。段々と、結果が良いのに慣れてくると「人間にはこういう能力が当たり前にあるのに、なぜか使えない」と理解するようになった。
このように自主セッションをしながら、問題にぶつかる度に、エハン氏のセミナー内での注意を思い出して、いかにそれが貴重であったかを思い知る。私たちは無意識に全ての物を受け取っているのに、自分の変な解釈でそれが当たらないようにしてしまうのかが、セッションの度に露呈されてきた。分かっていてもやってしまうので、セッション毎に反省する材料は沢山でている。この現象を自分の日常生活に当てはめて考えてみると、とても造詣の深い示唆に富んでいる。そして、違った視点や今までない感性で生活しはじめていると理解しているが、まだ自分は「よちよち歩き」で十分ではないと感じる。
RV2セッションを重ねるにつれて感覚が鋭敏になり、それまではおもちゃの刀:竹光の感覚であったのが、今は真剣を携帯するような感性になってきており、慣れない感性に下手をしたら、自分をも切ってしまいそうな不安も出てきて、「予感・直感」などを如何に受けとめる本人の心構えが重要かなのかを感じさせられるようになった。
RV2を体験することで、今まで知らなかった人間の能力に出会うことが出来た。それをどう使うのか、それを知ってどうするのか、各自の問いに任される深い命題も貰った。
Aki