これからの時代を生き抜く為に
必要な教育・必要な能力ってなんでしょう？
私の通った幼稚園は様々なカリキュラムが
保育時間内に実施される「知育系」。
とは言っても、
お勉強だけ重要視してるわけではなく、
体育ローテと呼ばれる 日課の体育活動 では
３歳から逆上がりも習得させてくれました。
（そして、動から静への切り替え）
立腰瞑想・般若心経朗唱に続いて
漢字絵本の指追い朗唱やフラッシュカード
それぞれの理解度に合わせたプリントを好きなだけ♪
当時私は、掛け算割り算あたりをやってました。
１００玉そろばんを使った
数の朗唱遊びからの簡単な算数、
身体表現リトミックに絶対音感を育む
聴音・ソルフェージュ♪
定期的な三者面談では生徒全員が個人目標の設定をし、
目標に向かって自分を高める といった、今思えば
幼児には 非常に高度な内容 だったかもしれません。
しかし、昨日の自分より今日の自分、
日々を大切に積み上げるという貴重な経験は
間違いなく 今に繋がる礎 です。
他にもシュタイナークレパス、
鼓隊活動、タングラムやモンテの時間。
合唱に選ばれる楽曲は小学校高学年相当で、
園児の歌声は、まるで声楽を専攻している
中学生以上と耳を疑うほどの歌声（！）と
外部評価も相当なものでした。また、
知能育成の要素の強い「ＳＩあそび」も
私の大好きな取り組みのひとつでした。
今、図形や空間認識が得意なのも頷けます。
そのほか ネイティヴ講師による 英語知育、
そうかと思えば幼稚園の所有する畑で
お野菜を育ててクッキングの時間があったり！
カリキュラムよりも のびのびした遊びを
主体とした自由教育の「のびのび系」とは、
まるで 相反するように見えて体験重視で
主体性を育ててくれる いいとこ取りの教育。
知（あたま）徳（こころ）体（からだ）
三位バランスよく伸ばしてくれる素晴らしい幼稚園に
「毎日ここに来たい！」と目を輝かせていたことを
昨日のことのように覚えています。
大切な幼児期を たくさん遊び 美味しい給食を食べて
自由と規律の教えのなかで 子どもらしく過ごせたこと
振り返ってみて 私の「遊ぶ＝学ぶ」という価値観は、
これら経験によって 自らの軸 となりました。
そう言えば、私のおうちには遊びを限定したおもちゃが
殆どありませんでした。何をしていたかと言えば、
家では日常的に 母のお手伝い を喜んでしていました。
幼稚園という環境に 比較的綿密な
カリキュラム構成がされていたぶん、
母は 私の４つの能力開花の為に深慮
していたようです。４つの能力とは、
自発性：自らの欲求で行動する
自律性：自らの欲求を律して行動する
自主性：人に指示されずに行動する
主体性：人に指示されても自分なりに行動する
おうちでは「何も与えられない」からこそ頭を使う
自ら考え率先して行動することを学べたと思います
メリハリの中で様々な経験をさせてもらったんですね！
最近 YOMIURI OMLINE の中でも、
このような記事が紹介されていました。
子どものやる気や自制心、社会性…幼児期から遊びを通じて身につける
いわゆる文字が書ける・計算ができる等 IQや試験の
点数で定数的に評価できる学力＝認知能力が重要！！
と言われてきた時代から、認知能力は技術革新により
「AIに負けてしまう領域」になってきたということで
数値化できない非認知能力こそが
正解のない時代を生き抜く力 であり、
（主体性・自己肯定感・社会性・問題解決能力など）
それらの力を養うことの大切さが叫ばれています。
「将来の姿に求めることは何か」
今一度、考えてみることが大切ですね＾＾
何かを指示されて行う教育ではおおそそ育たない力
自由遊びの中で身につけていく「主体性」や
「社会性」が、とても大切になると思います。
時代の変革期でもあり、
先の読めない時代だからこそ
十年二十年先を見据えてみる・・・
これからの時代に絶対的に必要不可欠な
「非認知能力」を養う為にも
私自身の経験をもとに 幼児期の環境の大切さ は、
将来にわたって伝え続けて生きたいと思っています！
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