※平日月曜日です、仕事を休みました。会社の皆様ご迷惑をおかけしました。

咄嗟に”体調不良”と嘘ではない嘘をついてしまったのですが翌日に全て説明してみんな理解してくれました。

みんな本当に心配してました(いつも突然休むときは体調が抜群に悪いときだったので)、ご迷惑おかけしました。

翌日からみんなの信頼を取り戻すため、なんとしても出勤して働こうと決めました。

⚫O様と朝5時半頃から連絡をとる
金銭目的の詐欺の「ヨウム保護してます」という旨のDMが来ていたが怪しいと二人で話しました。私一人だったら的確な判断ができなかったかもしれない。
こういうときは写真をもらう、足輪があるか、その子の特徴(色や癖)があっているか。くまなく確認しましょう。
明らかに違う子だったので「そのヨウムをいつまで保護してもらえるか」連絡を取りましたが、返信はなく。
怪しさを感じたのでるうの捜索を引き続き優先し、放置しました。

〜6時すぎには現場着、電チャリにて〜

⚫H様、O様が先に合流し、喉が乾いた頃なので地上に降りてくる可能性を信じて、近くのため池あたりに餌をばらまく(ポスターを貼って理由を説明)

⚫第1目撃者の方にご飯をお渡しする。

 

●セネガルの晃の声の録音を流して捜索

⚫付近のマンションの管理人さんのご好意で内部を見せてくれた。恩しかありません、、。
また、6階の屋上まで登ってしまいました。
自分が恐ろしいなと思いつつも、また今日も目前に広がる広大な鳥がみる世界を見ました。。音が澄んでいて、なにもないんです。るうはこの世界を飛んでいるのか、どこにいるの、もうすぐだよね、と頭の中がぐるぐるしました。

⚫第2目撃者の御宅へ直接訪問。
これはやや前のめりの行動でした、一か八かで動きました。普通に怖いと思うので名刺まで提示して、真剣に探していることを説明。
すると本当に優しい方で
るうがテラスで2時間ほど休憩してたこと、パンを与えてくださったこと、
逃げた方面のムービー(景色確認)まで撮ってくださいました。

⚫ムービーをみて高い建物に目星をつけて捜索中
時刻は10:45ころだったと思います

「チラシの鳥みたいな子がグラウンドにいます」と小学生の女のこから私の個人電話に連絡が入る

900m先の小泉公園でした

電チャリで爆速で駆け抜け、
公園へ行くと、小学生10人ほどの人だかりが見え

そして真ん中に、てちてちと歩く璃雨がいた

目を疑うような光景でした
大の大人がグラウンドの真ん中まで泣きながら走り
璃雨を抱きしめました
璃雨は今までこんなに強く噛んだことがないくらい私の肩へ嘴を押し付け抱き合いました

小学生の子たちが
「わぁ、赤ちゃんみたい、かわいい〜!
ねぇ、何したらいい??」
なんて言われ私は号泣しながら
「これ(水筒)にお水を汲んできてほしい」
と渡してすぐに持ってきてくれました
璃雨は美味しそうにお水を飲んで、また
「かわいいー!かわいいー!ふわふわしてる、、さわっていいー?」
なんて言われて小学校生たちに
盛大に璃雨はワシャワシャされて私は号泣してる
そんな保護の瞬間でした
奇跡すぎて言葉に表せないです、。
たしかに、今の時期は確かに夏休みでした。

弦巻小学校の皆様、見守ってくださった方保護者の方々
本当にありがとうございました。

その後、タクシーに飛び乗りすぐに病院へ連絡を
るうを家に持ち帰り水とご飯を

まずは数時間寝て、健康診断へ連れていきました。

一週間後、精密検査へ。

璃雨は今のところ元気です。
私一人では救えなかった命を紡いでくださった
捜索してくださった方
チラシを配布してくださった方々
SNSたくさんの拡散
皆様の祈りが生んだ奇跡でした。
本当に、本当に、ありがとうございました。

⚫保護翌日からの行動記録
①翌日朝 近辺の御宅へお礼周り
皆様心やさしく、本当によかったねとおっしゃってくださって泣きそうでした。
ご迷惑をおかけしました。
②SNSへお礼と捜索方法を全て書き出す
③自分の体調管理
④土曜日、るうの感染症検査全7項目。ふみの退院。
病院へのお礼
⑤土曜日はチラシを貼ってくださった店舗への報告、お礼
第一発見者さまへのお礼
協力者さまへのお礼
⑥携帯番号を変える(個人情報を出した場合は出したものは全て変える、鳥を守るためです)
⑦鳥カフェ様へのお礼、私に代わっていろんなことを聞いたり言われたりされているかもしれないのに
それなのに皆様暖かく迎えてくれて本当にありがとうございました。これからもこんな飼い主ですが、よろしくお願い致します。
⑧月曜日休んだぶん、とりかえすくらい働く!
会社の皆様も私のことを誰より知っている大切な大切な仲間です。本当にご迷惑をおかけしました。
⑨SNSいいね返し、DM返し
後回しになっていてすみません。時間と体力が足りなかったことご理解頂けますと幸いです。

⚫そして飼い主はこの記憶を糧に
これからの人生、この子たちとどうやって生きていくか
深く深く考えさせられました。
もう、絶対に二度と離れたくありません。
この先何十年と一緒にみんなと生きたいんです。

はっと、すず、陽、文、晃、そして、璃雨。
どれだけこの子達が私にとって大切かこの三日間で痛いほどわかりました。

1日、1日の、毎日の時間の重さも知りました。

この子達に私の人生を注ぎたい、そのために何をすべきか。

家族全員を愛し、守るために本気でこの子達のために生きる。

 

それが飼い主としての責任と宿命だと思います。

また、それが何よりの皆様への恩返しとなることと、信じております。

今回の件で心優しい方々にどれだけ心も体も助けられたかわかりません。

思い出すと今でも涙が止まりません。

今の自分に鳥たちのためにできることを突き進みたい。
6羽の飼い主の責任を胸に、精進すること、ここに誓います。

〜乱筆乱文失礼いたしました。感情がこもりすぎて長文になってしまいました。。
これにて、一連の締めとさせて頂けます。
見守ってくださったたくさん方々へお気持ち届きますように。本当にありがとうございました〜

 

2022.09.02 武内