その答えを
   求め続けると
    気のふれる問いがある

  自分は何故ここにいるのか

   何処より来たりて
    何処へ向かうのか…

これは水樹和佳子さんの漫画「イティハーサ」の書き出し。

この感覚、小さいころから ずっと私の中にあった。
いろんな出会いや出来事が今の私を作っている。
それは 遥か 遠い 時間の中で 自分で決めてきたのかもしれない。
約束してきたのかもしれない。 誰と…?


私が幼稚園児だったころ母のお腹は次の子供で大きくなっていた。
あまり記憶にないが その母のお腹の子供は死産という結末をたどった。
男の子だった。
女である私が先に生まれて育って、弟になるはずだった子の命は尽きた。

生きるって、なんだろう。
運命ってあるのかな。
運? そこには何がかかわっているのか。
生まれた意味って何なのか。

ずっと考えていた。
一人っ子だったこともあり、一人で空を見てるような子供だった。

小学3年の少しの間、イジメを受けた。
私と、もう一人、言いつけもしない、声を上げては泣かない女の子が対象だった。
私の周りで「死ね、死ね」と笑ってはやし立て、泣くまで続いた。

椅子の座席の上に画鋲をおいてみたり、独特な遊びをする子供の無神経で残酷で幼稚でガサツさって

好きになれなかった。
そのころの私は大人にも矛盾を感じて辟易としていたのだが。
そうまでして生きていなければいけないのだろうかって考えていた。
その後、すごくいい友達が出来て楽しむことも出来た。

同じころ、伯父さんからもらった星座の地図が宝物だった。
中学では星座早見表で星の位置と名前は抑えていた。
そして働いてはじめてのボーナスで買ったのが天体望遠鏡だった。

小学校の終わりごろからのアイドルブームは中学生活も楽しませた。
恋も覚えた。

あのころの心の痛みや苦しさを癒さなければ、次にいけないと思っていた。
悲観的になっていた気持ちや、自虐的な想いや、自己否定、自己嫌悪も全て
きれいにしていかないといけないと思っていた。

中学のとき、ノストラダムスの大予言が流行した。
かなり影響を受けたなぁ。
図書館では旧約聖書から新約聖書とか読んだなぁ。
大好きな宮沢賢治の作品にも出会っている。
ツタンカーメンのことや、世界の不思議なことにも興味があって
オーパーツなんて大好きだったな。
NHKでは「時をかける少女」をやっていたんじゃなかったかな。

聖書を読んで、キリストの奇蹟を素晴らしいと思った。
私にもそんな力がほしいと思った。
そしたら絶対 素敵な世界が出来るのに…って思った。
同時に、アダムとイブのことや、ソドムとゴモラのことや、バベルの塔や
いろんなことに疑問も持ち、考えさせられた。

超能力ブーム到来。
ユリ・ゲラーに恋をした。
UFO番組もブーム。
夢にはよくUFOが登場した。

オカルトは大の苦手。
何か見えないものを見てしまったことも一度もない。
聞こえてしまったことも一度もない。
霊媒体質ではないけれど、直観は鋭いかも。

萩尾望都さん絵、「百億の昼と千億の夜」で衝撃を受ける。

高校生、私の人生に大きく影響を及ぼした人物と出会う。

「異常」とか「病気」とか「おかしい」「普通じゃない」のくくりって何だろう。
何が正しくて、何が間違いで、善だの悪だの、そういったことに考えを馳せる。
魂レベルの問題だから。
約束があったのかもしれない。
実際、そのことで私は大きく成長したし、今を築き上げている。
とても必要な経験でかけがえのない時だった。
出逢いも、想いでも、その人の存在も、感謝してやまない。
いくつもの恋愛は私の勲章で誇りだ。

高校生のころから、今生では今までのカルマの解除、解放、清算するのだ
という根拠のない確信のような思いがずっとあった。
自分を救えるのは未来の自分だけだと信じていた。
だから、生きた。

そして、あのイジメにしても、
もしかしたら自分が逆の立場だったときがあるのではないかと
思ったら、そのとたんに納得してしまえた。
そして、もしかしたら、私の魂の成長のために自ら仕組んできたのではないか、
役をやってくれているのではないかと思えるようにもなった。
そうしたらその人や、そのことに対して感謝さえ沸いてくることに気づかされた。

高校を卒業してから、デニケンの「霊界物語」とか、書店に入り浸り 
いわゆる精神世界系の本を次々読むことが始まる。
少女マンガも大好きで読み漁った。
萩尾望都・竹宮恵子・大島弓子・木原敏江・山岸涼子など
花の24年組み大好きだった。

「スターウォーズ」「未知との遭遇」など宇宙ものの映画ブームで
影響を受ける。

結婚、育児がひと段落すると、さらにスピリチュアルな方向へ突入。
30年前はまだ、私の興味あることの答えを探そうとしたり
その方面のことに詳しいものといえば宗教の本が主流だった。
いろんな宗教もかじってはみたが、戒律だの何だか合わなくて断念。
書店にはスピリチュアルって棚も設けられるようになってから
私のそちらへの興味は留まることを知らない。
20年程前ぐらいから、その世界のリーダーといえるような方が講演活動を
されてるのに出かけたのがきっかけで
次々とそういった素晴らしい方の講演に足を運んだ。
たいてい本を書いている方で、その本にも影響された方が多い。

越智啓子先生、飯田史彦教授など書き出したらキリがない。

同じころ、レイキを学ぶ。
アロマブーム到来。
アロマにハマる。
アロマの勉強をきっかけに講師の資格を取り
さまざまなセラピーの楽しさに目覚める。

数年前、神秘学校の最初のイニシエーションを受けてしまう。
あのビートルズのメンバーも受けたといわれるものだ。

そこ以外にも、この道の学びが続いている。
これは生涯をかけての学びとなるものでもある。

これこそが、ここに繋がる重要なことなのだと確信を持っている。
まさに、この学びが始まったのだ。

   その答えを
      求め続けると
       気のふれる問いがある

     自分は何故ここにいるのか

      何処より来たりて
       何処へ向かうのか…





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