ランボーとヴェルレーヌ。恋の最終結末?!
Bonjour!!皆さん、こんにちは。今日は、いつもとは少し違い、文学系のニュースをお届けします。それは、詩人アルチュール・ランボー(1854-1891)に関するもので、ルモンドの2021年1月14日付の記事からです。Arthur Rimbaud n’entrera pas au Panthéon, conformément au souhait de sa famille, a décidé Emmanuel Macronアルチュール・ランボーは家族の希望でパンテオンに入らない。エマニュエル・マクロンが決定Dans un courrier daté de mercredi adressé à l’avocat de la famille du poète, le chef de l’Etat écrit que le poète « restera inhumé aux côtés des siens, dans le caveau familial du cimetière de Charleville-Mézières, sa ville natale et dernière demeure ».水曜日にこの詩人の家族の弁護士に宛てた手紙の中で、国家元首は、詩人が「彼の生誕地であり、最後の安息の地、シャルルヴィル=メジエールの墓地にある一族の墓に、家族のそばで埋葬されたままとなるであろう。」と書いている。Arthur Rimbaud n’entrera pas au Panthéon, conformément au souhait de sa famille, a décidé Emmanuel MacronDans un courrier daté de mercredi adressé à l’avocat de la famille du poète, le chef de l’Etat écrit que le poète «restera inhumé aux côtés des siens, dans le caveau familial du c…www.lemonde.frフランス🇫🇷のパリ5区にあるパンテオンは、ご存知の方も多いと思いますが、偉人の墓所となっているところです。ここには、ランボーと密接な関係があったと言われている、ポール・ヴェルレーヌ(1844-1896)もパンテオンに祀られています。ヴェルレーヌランボーとヴェルレーヌとの関係については、1995年「太陽と月に背いて(Total eclipse)」という映画にもなりました。ハンプトンという人が、1968年に同名の戯曲として作品を発表していましたが、映画化の際には脚本も書いています。この映画では、若いランボーの破天荒な行動にヴェルレーヌが虜になっていく、そんな様子が描かれています。この若いランボーを、当時美少年としても有名だった、レオナルド・ディカプリオが演じたことでも映画は有名になりました。ヴェルレーヌは、結婚1年後にランボーと出会い、妻に暴力を働いた上、ランボーと同棲し、旅にも出ていく、という話は有名です。しかし、このように、広く知れ渡った事実ではなりながらも、実のところ、この二人の関係がそのように見られているのを、ランボーの曾孫のジャクリーヌ・テイシエ=ランボーさんは、よく思っていないようです。ルモンドの記事によれば、既に昨年9月には、ヴェルレーヌと並んでパンテオンに埋葬することには反対を表明していたとのことです。2人が一緒にパンテオンに入れば、誰もが2人を『同性愛者』と思うだろうが、そんなことはない、とジャックリーヌさんは言っています。そして、それに続けて、ランボーは自分の人生をヴェルレーヌと始めてもいないし、彼と一緒に終えもしなかった。その期間は、ランボーの青年期のわずか数年である、と語っています。さらに、ジャクリーヌさんは、自分の息子や孫たちも、同意見だと述べてもいます。フランス🇫🇷においては、2013年以来、同性婚も合法化されています。そこから、8年も経ちますが、ランボーの子孫にとってはこの詩人が同性愛者であった、と見られるのは望んでいないようです。ちなみに私は、ランボーの詩の中では、この詩が好き、というか、気になっています。VoyellesArthur RimbaudA noir, E blanc, I rouge, U vert, O bleu: voyelles,Je dirai quelque jour vos naissances latentes:A, noir corset velu des mouches éclatantesQui bombinent autour des puanteurs cruelles,Golfes d’ombre; E, candeurs des vapeurs et des tentes,Lances des glaciers fiers, rois blancs, frissons d’ombelles;I, pourpres, sang craché, rire des lèvres bellesDans la colère ou les ivresses pénitentes;U, cycles, vibrements divins des mers virides,Paix des pâtis semés d’animaux, paix des ridesQue l’alchimie imprime aux grands fronts studieux;O, suprême Clairon plein des strideurs étranges,Silences traversés des Mondes et des Anges:— O l’Oméga, rayon violet de Ses Yeux!Arthur Rimbaud,Poésies母 音Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは赤、母音たち、おまえたちの穏密な誕生をいつの日か私は語ろう。A、眩ゆいような蠅たちの毛むくじゃらの黒い胸衣(むなぎ)はむごたらしい悪臭の周囲を飛びまわる、暗い入江。E、蒸気や天幕(テント)のはたためき、誇りかに槍の形をした氷塊、真白の諸王、繖形花顫動(さんけいかせんどう)、I、緋色の布、飛散(とびち)った血、怒りやまた熱烈な悔悛に於けるみごとな笑い。U、循環期、鮮緑の海の聖なる身慄い、動物散在する牧養地の静けさ、錬金術が学者の額に刻み付けた皺の静けさ。O、至上な喇叭(らっぱ)の異様にも突裂(つんざ)く叫び、人の世と天使の世界を貫く沈黙。ーーその目紫の光を放つ、物の終末!(中原中也訳)この詩に関しては、母音をこのような色で例えるなんて、他の人にはできないことだ、という評価があると同時に、このように音が色で見える人というのも確かにいて、まさにランボーはそういう人だったのではないか、という説明もある、何とも不思議な詩です。🤔🤔🤔皆さんは、この詩からどんな印象を受けますか?ランボーのように色が見えてくるでしょうか?それでは、今日はこの辺で。👋👋👋my Pick株式会社伊藤久右衛門京都宇治の老舗抹茶スイーツ【伊藤久右衛門】