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14歳の五十嵐智哉は、中学生ではあり得ない量のエアガンを所持している。実は彼の父は軍よりも上の対ゲリラ、テロから国家を守る部隊に所属している。父は、息子にも自分を超えられる人になって欲しい。そう思ったのか、エアガンを日々撃つようになった。

一方の若汐 徒吾は、五十嵐の父と同じ部隊に所属している。二リア国を守る為にすぐにこの部隊に志願したのだった。若い、戦闘による苦痛…様々な壁があったが、通常の軍人にはない類稀な戦闘能力と覚悟がしっかりしていることから、見事クリアした。

「はあ~」
部隊も楽ではないことは覚悟していたが、よりによって自分がこの部隊に所属していることを隠すことまでしなければならないことは大変だった。なにしろ口が滑りそうになって大変だからだ。
友人にも、「お前今なにしてるの?」で、言ってしまいそうだった。箝口令も辛い。
今は、中央区最南端まで、あと1470kmの所を行動している。まだまだ遠いがこれが最前線だった。
近くはまだまだ市街地があって、相手の国の部隊を殺すのに手間取り、時間がかかっていた。
「俺はまだ何かをしてないし…早く恋人見つけたいな~。」
「そっかーお前学校中退したっていうからな。」
いま喋ったのか、部隊内の友人吉岡佐久だ。こんなお喋りが心安らぐ(休憩時間内だが。)時でもある。その時…
「まずい!奇襲を掛けられた!」五十嵐の父、五十嵐曾良が叫んでいる。
見ると、相手国のエレンディアの兵士が、ざっと1000人程度の部隊を連れてきている!
「休憩終わりかよー」佐久も落胆気味だった。
「しょうがない。ちゃっちゃと殺るぞ」
そう言って腰のあたりから取り出したのは、デザートイーグルとM61バルカンだった。