７/２１(水曜)
俺の知らない俺がいた。
当時の話する前に
少し時を遡る。
二カ月ほど前、
職場の女性が産休になり
臨時でみくちゃんという子が
入社した。
彼女の年齢が２０代半と、
職場で最年少なんですが、
社交性が高く年齢が高い人とも、
上手く接して、
仲良くやってるという印象だ。
俺も可能な限り、
気持ちよく仕事して欲しいので、
職場のやり辛さ、
不満がないか頻繁に聞いて、
できるものはなるべく対処したりして、
時には愚痴を聞いていた。
その愚痴の大半が、
同じ職場に女性のこにたんっていて、
ちょっと癖が強くて扱いに
上司、先輩が手を妬いていた。
※過去に何度か出てきてますね。
何が問題かってね、
人が踏み込んで欲しくない所まで、
聞こうとする。
みくちゃんが
そこがちょっと苦手ですねー
って愚痴こぼしてて、
俺も同じ体験して苦手だなーと思い
あまり関わらないようにしています
って伝えたら
ルタオさんなら気遣わず、
愚痴言えるので安心です。
と言ってくれたので、
そこそこ信頼得れたかなと思って、
安心していた。
しかし
先週の月曜日から、
いつもと態度が違っていた。
普段は放っておいても、
話しかけに来てくれていたが
その日珍しくやけに静かで、
気分、体調でも
すぐれないだろうかと思い、
他愛のない事で話しかけてみたら、
はい
か
いいえ
とまるでドラクエの主人公みたいな
返答しか来なかった。
あまり話したくない気分なのだろうかと
この日は特に彼女に触れず、終業した。
だが、その態度はその日で終わらず
次第に僕を避けてるかのように、
会話が激減し、
２，３日、気付けば
一週間以上続いてしまった。
これはさすがにおかしい。
と考え始めた。
※もう少し早く考えろよ
ってツッコミはなしで
他の人とは普通に
楽しそうに話しているのに
自分にだけ極端に冷たい。
これ絶対何かしたよな
って考えたが
まったく身に覚えがない。
彼女との連絡を交換していなく、
会社でしか接点がない。
陰口は一切言っていなく、
何だったら先輩や上司に
みくちゃん、
気が利くし、
要領いい子で助かってます
と報告してるぐらいだ。
これはもうお手上げなので
本人に聞くしかないかなと
７/２１
水曜日に聞こうと決めていた。
ただこの日、
こにたんと先輩が休みで
忙しくて中々聞く暇なく、
落ち着いたと思ったら、
今度はデスクワークが
溜まっていて、
処理していた。
そうしていると、
久しぶり１０日ぶりぐらい？に
みくちゃんから話しかけて来て
突然、
「ルタオさん、ここ最近、
こにたんと連絡取りました？」
て聞いてきた。
え？久しぶりに話しかけて来て、
その質問？
と疑問を抱いたが、
LINE履歴を見て、
今年は連絡してないですね。
と言葉を返す。
すかさず
「答えれる範囲でいいので、
こにたんと何かありました？」
と質問をされた。
「あーこれ誰にも言わないでね？」
口止め前提で言うと、
快諾してくた。
「実は去年、
こにたんに告白されたんだよね。
でも相手既婚者子持ちだし、
自分は好きな人いたし、
そもそも、
こにたんタイプじゃなくて
断ったんだよね」
ちなみにこにたんは
巨乳、ロリです。
大事な事なので、
もう一度言います
巨乳、ロリです。
ソシャゲで言うところの
超レアタイプ、SSRです
それは置いといて
その告白に、
みくちゃんは驚きのあまり
目見開いていた。
まぁそういう話は会社の
誰にも言ってなかったから、
驚くのは当然
と思っていた。
ただ驚いていたのは
その出来事ではなかった。
みくちゃんの口から、
予想外の言葉が出てきた。
「私の聞いた話と真逆です」
え？どういうこと？
っと食い付くように返答。
すると、
「私が聞いた話だと、
ルタオさんが、
告白してきて断ったけど、
それでもしつこく言い寄ってきて、
LINEブロックしてる」
と僕それをきいて
誰だよそれ！
と思わず笑ってしまった。
去年たまたま、
こにたんとSNSで繋がったんだけど
その際、こにたんの、
マイミク、リアフレからら
６～７人ぐらいから連絡来て、
こにたんとどういう関係なの？
こにたんがルタオさんの事好きみたいだよ
ルタオさんに嫉妬します
いやいや、小学生かお前らｗｗｗ
アラフォーで何やってんだよｗ
ちなみにこにたんアラフォーです。
とか訳の分からん
絡みをされた事を伝えたら、
「それも私聞いていた話と真逆です」
ルタオさんが友達に
手を出しまくって困っている
と言われたらしい
こにたんからその話を聞いた、
みくちゃんが、
真に受け取ってしまって
その結果。
自分に対して
冷たい態度取っていたそうです。
そんな話聞いたら、
ドン引きするわｗｗｗｗ
と爆笑していた。
ごめんなさい
と平謝りされて
みくちゃんには
当然怒りとかそういった負の感情なく
不思議にもこにたんにもそういう
感情なかった。
多分、僕こにたんに
そもそも興味ないんじゃないかなと
と自己分析。
この日は、こにたんと先輩は有休
僕とこにたんの経由については避けて
上司と僕、こにたんの
三人で改めて状況整理することに
そもそも、どうして、みくちゃんが
俺にこんな事聞いてきたかというと。
みくちゃんがこにたんから、
「ルタオさんが〇〇ちゃん(産休している女子)に
みくちゃんの事を好きで相談しているみたいよ」
って話を聞いたのがきかっけらしい、
みくちゃんは既婚者で家庭を大事していて
その話をしょっちゅう聞いていた。
もちろん、僕自身も彼女に
恋心を抱いてないので、
その事実は一切ない。
その話の信憑性を疑ったみくちゃんが、
産休女子に連絡を取り、事実確認して、
嘘って事が分かった。
だから今までの内容も
虚言の可能性が浮上したからら
僕に話を聞いたという事だろう。
と状況整理を終えると
寛大な上司もさすがに呆れていた。
まぁ僕は何も知らずに嫌われていた。
ということです
めっちゃ可哀想な俺。
こにたんの悪い癖があって、
人を陥れる、評価を下げる。
無意識なのか、
意図的なのか分からないが
そういうのを見て、
僕苦手意識があった。
逆に影で人の事を褒める人は
割りかし信用できる。
今回の件で、
改めてそういう人、
なんだなと再認識。
その場にいる、
僕、みくちゃん、上司で
今後の事を相談して、
伝えるか伝えないかで考えた。
作業場、僕と上司は ほとんど
こにたんと関わる事がないので、
伝えても伝えなくても問題はないが
みくちゃんはそうもいかず、
ほぼ一日中行動を共にするので、
これから負担、最悪被害受ける可能性がある。
正直、行動がまったく
分からない相手なので、
予測不可能だ。
ただ、みくちゃん的には伝えて欲しい
と意向を尊重して、
月曜日に伝えることになった。
多少の嘘や盛ることは
あると思いますが、
人に迷惑かける、巻き込む嘘は
やめた方がいいですよ。
嘘が公になった時
信用ガタ落ちします。
月曜日の内容次第ではアップします。