登場人物
ルタオ→ブログ主
ズズ→JDから4月に晴れて
OLになった麻雀狂い
社会人として新たな生活がはじまったズズ
「今度、牌譜検討する時は
8割方いい麻雀打った
牌譜を送ってきなさい」
と偉そうに告げた。
とは言ったもののしばらく仕事慣れるまでは
セットや天鳳、麻雀の活動は激減するであろう。
もしかしたら、このまま麻雀から
離れるのでは
と脳裏をよぎる。
まぁ正直、麻雀、特に天鳳に
どっぷりハマるのは
あまりお勧めしない。
雀力こそあがるものの
それにあてる時間はあまりにも長すぎる。
それなら麻雀は並べる程度にできて
他の趣味を見つけるのも悪くないだろう。
とおせっかいと思いながら
ぼんやり考えていた。
三日後
しっかり牌譜送ってきました
つうか何時まで打ってるんだ。
ルタオ
「あ、ちゃんと打ってるんだね・・・」
ズズ
「麻雀するために働いてます!!」
オレは今まで考えていたことを
全て脳内のごみ箱にぶち込んだ。
ルタオ
「じゃ見ていくか・・・」
ズズ
「お願いします!」
ルタオ
「いきなり大胆に仕掛けたねw」
ズズ
「赤5pが出てしまったので・・・」
ルタオ
「これは赤5pだからのチーだね。
仕掛けても5800見えて打点申し分ない
鳴く場所も急所で悪くないと思う」
ズズ
「ありがとうございます😄」
ルタオ
「赤じゃなければまだスルー。
急所だが、愚形ターツ多すぎるのと
まだ全然面前でみれる手牌。
親の最大の利点は打点につきる。」
ルタオ
「ただ鳴きはいいが、2mの重なりを見て
打北がいいね。安牌を持つにはまだ早い巡目
相手の攻撃に備えるより、相手のリーチなどかかる前に
戦える手にしておこう。
2m重なりでもまだ5800コースはあるから
受け入れは最大限に。」
ズズ
「安牌の意識難しい。」
ルタオ
「同様にこれもまだ北、もしくは8p
6m入った時に
5847mのヘッド受け6mでも面子が出来る
二次変化は見逃さない」
ズズ
「安牌はどのあたりから
持つようにした方がいいんですか?」
ルタオ
「基本はブロック数揃ってから
ただ弱いブロックある時
は愚形ターツフォローできる牌は
持っておいた方がいい、この場合は8m
そしてあってもそれほどブロックとして弱い場合は
安牌残してそちらを切っていい
この場合は8p
リーチかかる平均巡目は確か8巡目だから
一段目終わるあたりで意識してもいいかな。」
ズズ
「ブロック数を見て安牌を
持つ意識持ってなかったです・・。」
ルタオ
「この3m切りはいいね。
ブロック数足りていて、巡目も6巡目
3m持っていても4mぐらいしか
嬉しいのがない。
安牌持つタイミングとしては最適。」
ズズ
「よ、よかったぁ(´;ω;`」
ズズ
「親の満貫テンパイしました!」
ルタオ
「テンパイしても、和了牌が出る事を待つだけじゃなく
ここから鳴く牌がないか?を考える」
ズズ
「えっと。。。7m?」
ルタオ
「7mも鳴ける。
この手は245sは鳴くこと
25s鳴いて打8sで47s待ち
4s鳴いて打8sで25s待ち
食い延ばしして待ち枚数を増やす」
ズズ
「す、すごい!!」
ルタオ
「ただし、7m鳴きだけは△」
ズズ
「枚数がそれほど増えないからですか・・・?」
ルタオ
「そうだね。
、対面に現物、上家にもほぼ通る
2人相手の安牌を減らすリスクを負うほど
7m鳴きにそこまでメリットがないからだね。
大体全ツするが、本当に危ない牌は
オリるという事も考えなければいけない。」
ズズ
「満貫オリれるかな・・・」
ルタオ
「満貫だから全ツじゃなく
リスクとリターンが合ってる押しが大事だね。」
ルタオ
「北打ち」
ズズ
「ブロック数ですか・・・?」
ルタオ
「そうだね。
あとこの手は三色もうっすら見える。」
ズズ
「え!?ここからですか!?」
ルタオ
「ブロック数が足りなくて
2578m136p234477s ツモ3m→打5m」
2378m136p234477s ツモ9m→打4p or6p
23789m13p234477s
となれば、三色成就のパターンは少なくても
三色チャンスは狙える。
ブロック数が足りてないときは
孤立牌のくっつきを見るから
遠めでも三色や一通は視野に入る。」
ズズ
「全然三色意識しないやwww」
ルタオ
「しろよ!!」
ルタオ
「また悪い癖出したな。」
ズズ
「あううう・・・」
ルタオ
「安牌でない牌は持っていても意味がない。
あとターツ数揃ってるから
愚形切ったんだろうけど、
勝負手はターツオーバーでも
マックスに受ける。
カン2pツモ逃しで速度大分落とすよ。」
ルタオ
「でもこの鳴きに反応したのは偉い。
巡目も深く69mの受け入れ枚数が減ってきて
面前難しいところで鳴きを入れる
しかも3900あるから打点も高い。」
ズズ
「6m鳴きに全霊捧げてました!!」
ルタオ
「他にも力入れてくれ。」
ルタオ
「打中と打6mの受け入れ種類と枚数は?
河は考慮しなくていい。」
ズズ
「え!えっと・・・
打中は・・・・
7m4枚と47sの8枚で
合計12枚。。。
打6mは
47s8枚と・・・
1m中の4枚と・・・
56s・・・8mの3枚づつで9枚
合計で21枚」
ルタオ
「うむ。
受け入れ枚数で打6mが勝っている
加えて、中鳴きにも対応できる。」
ズズ
「えぇ・・・これだけ
手整ってて鳴くんですか・・・?」
ルタオ
「鳴くね。
まず中、1mが残り一枚
ここで中をスルーすると47s埋まった時
和了る手段が1m残り一枚しかない。
56s、8m重なりでチートイ見れるが
スルーした後の
1m中が枚数少ないことから
47sの分が
受け入れあってないようなもの
ほぼ七対子の受け入れしかない。
手整ってて鳴きづらいが、
速度→残りの枚数にも合わせた
判断をしなければいけない。」
ズズ
「面前でこだわっても、
待ち牌なかったりと
和了できなきゃ意味ないですもんね。。。。」
ルタオ
「何気ない1打だけど
とてもいいね。」
ズズ
「やった!!!」
ルタオ
「見えてる枚数で白切り。
9pに手かかりそうだが
7p入った時
5679p
とカン8p受けができる。
ここから9p切る人意外といる
ブロック数意識するなら
老頭の意識も大事」
ズズ
「私も普段切ってそうなのに
なんで切らなかったんだろう」
ルタオ
「おい」
ズズ
「(/ω\)」
ルタオ
「この9mもいいね。
8m二枚切れてて
何より和了には厳しいから
安牌持つ巡目としてはタイミングばっちし」
ズズ
「和了が見えないときほど
振らないように気を付けなけます」
ルタオ
「オリる時もただ現物を打つんじゃなくて
その人にしか通ってない牌を先に切ること
じゃないと・・・・」
ルタオ
「こうゆう事になるからね。」
ズズ
「あわわわわ・・・」
ルタオ
「これは南2枚見えてるから
地獄単騎にしか当たらない。
これ字牌同士だからいいけど
数牌の比較だと一個切り間違えるだけで
放銃するからね?
案外、オリるって難しいよ」
ズズ
「字牌の枚数の確認が追い付かないです・・・」
続きます