今回はセンターでのFouettéについて🌟
Fouettéだけでそんなにあるの〜と段々混乱してきた方もいらっしゃるかもしれません。
センターになると、馴染みのあるFouettéになってくると思いますので、写真や動画など見ながら考えていきましょう💡✨
まずはわかりやすいものから、
Tour fouetté(トゥール フェッテ)
皆さんが必死で練習する、グラン・パ・ド・ドゥのコーダで良く出てくる回転するFouettéです!散々踊った後に出てくるので辛いんですよね。
そもそもFouettéは「鞭打つ」という意味があると既に前のブログでお話していますが、このTour fouettéこそ鞭打つイメージでやってもらえると良いかと思います😁✌🏻
色々やり方は流派によって違いますが、ロシアの場合は動脚を真横に出して、パセに持ってきて回ります。
Tour fouettéは、大体6年生(15,6歳)位から練習を始めます。
今月のブログで既に、「恐ろしく地味な練習から始める」と言っていたと思いますが、まさにそうなんだということがわかると思います😳
15,6歳になるまでに、このTour fouettéが正しく出来るような身体に仕上げていくのが、ロシアバレエ教育ですねぇ💪🏻😤🧡
他のFouettéは、
・方向転換するだけのもの
・様々なポーズで行うもの
・ジャンプを伴うもの
・他の動作と合体して行うもの
.....等があるのですが、
Grand fouetté en face
というものがあります。
名前だけ聞くとはい?ですが、これは正に「フロリナ王女のVa」のあの、冒頭のFouettéのことです。
軸足になる脚を出してFouettéをし、effaceeのattitudeや、第1・2arabesqueに形を持っていきます🐦
この時、地味〜〜〜😅にバーで練習してきたものを活かす事ができますよね!
上げている脚の先の高さを保ったまま、Fouettéをする必要があります。
この動画で踊っているAnastasia Denisovaは私のボリショイバレエアカデミーの同級生。そしてArtem Belyakovは2つ学年が上で、アカデミー時代から輝く王子でした。。。✨
そんな完全に個人的な理由からこちらの動画をチョイスさせていただきました🙌🏻
その他には、
エファセ〜エファセのGrand fouetté en face
1つ前のブログで写真付きで説明していたfouettéを、センターでも練習します🙆🏻
センターのFonduの中に入ることが多いですね。
Grand fouetté en tournant
これはよく踊りにも出てくると思います。
例えばこちら、ロイヤルバレエの動画ですが、0:33のところ。こちらのfouettéは、Grand fouetté en tournantです。
ジャンプバージョンもありますので、大きいジャンプでjeté entrelacéと組み合わせたりしたりして、練習することがあるかとおもいます。
Italian fouetté も、もちろん忘れてはいけませんね!
全て説明しようとすると、きりがない、沢山あるFouetté!
上記で説明してきた全てのFouettéは、床で練習し、センターでバレエシューズで練習し、ジャンプで練習し、ポワントで練習し、、、
と言うように、基本的に同じ動きがどんどん発展していきます。
基礎ができていると発展させるのもスムーズですから、やはり地味〜〜〜😅な練習には大きな意味があるということです。
センターでFouettéが出てきたときには、「あ、これはさっきバーで練習したやつと同じだな」と思いながら、やってみてくださいね😁❤️
次回は、Fouetté最終回です〜🏵️
RBLJ
成川さくら
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