いよいよこのブログでCou-de pied 講座最終回!
Sur le cou-de-pied とは何か?というお話から、フラッペ、プチバットマン、フォンデュ、デヴェロッペ…と
様々な動きについて触れてきましたね
今回はpas de bourrée パドブレ についてのお話です!
パドブレと言えば?白鳥の登場シーン!5番ポジションでポアントに立ち、細か〜い足捌きで動くアレ、、も思いつく方がいるのではないでしょうか?
今回お話するのは、↑のpas de bourrée suivi ではなく!
Cou-de-pied を使うパドブレについてお話していきます
こちらは何とも甲高で美しい爪先。
こんな足ならcou-de-pied で見せびらかしたいです
では本題!
まず、パドブレは大きく分けて二つの種類があります。
「足を入れ替えるパドブレ」と、「足を入れ替えないパドブレ」
の二つです
足を入れ替える、入れ替えないとは?
簡単に言えば、右足前で始まり左足前で終わるものと、
右足前で始まり、同じ右足前で終わるもの、です
そしてバレエ学校で初めに習うパドブレは、「足を入れ替えるパドブレ」です!
例えば右足前の5番ポジション、クロワゼで立っているとしましょう。
右足がプリエすると同時に、左足は「後ろ」のcou-de-piedの形に。
左足を右足に寄せながらデミポアントに立ち、同時に右足は「前」のsur le cou-de-pied へ。
右足を横へ2番ポジションの方向へ開き(過度に開きすぎないように!)踏みかえ
左足を「前」のcou-de-pied へ運び、そのまま左足は地面に着きプリエ、
右足は「後ろ」のcou-de-pied へ。
文章にすると何!?となりますが、やってみると
ああ、アレかとなります
それでは足を入れ替えるパドブレとは何でしょう?
今回は単純な足を入れ替えるパドブレ、についてお話しますね
こちらも右足前の5番ポジションクロワゼで立っているとしましょう。
右足がプリエすると同時に、左足は「後ろ」のcou-de-piedの形に。
左足を右足に寄せながらデミポアントに立ち、同時に右足は「前」のsur le cou-de-pied へ。
(ここまでは上のパドブレと同じ!)
右足を横へ2番ポジションの方向へ開き、踏みかえ
左足を「後ろ」のsur le cou-de-piedへ運び、そのまま左足を地面に着きプリエに降りたら、
右足はsur le cou-de-pied を通り、横に45度の高さで開きます。
動きを続ける場合、出した右足にデミポアントで立ち、同じ事を反対から行います。
そして何とこの動き、足を横に開く動作で説明しましたが
前、後ろ、エファセ、クロワゼ、エカルテ、様々な方向で行うことができます
この他、足を変えるパドブレを前と後ろ続けて行うpas de bourrée dessus-dessous、
自転しながら行うpas de bourrée en tournant がありますが
こちらは文章だけよりも動画又は実際に見て
解説と共に行う方がとっっっても分かりやすいので、
いつかその機会の時にご紹介できれば…と思います
さて、今回のブログテーマ「sur le cou-de-pied 」如何でしたでしょうか
新しい発見があった人もいれば、知識の復習になった人もいるのではないでしょうか
来月のテーマは「fouetté」を予定しています。
次回もお楽しみに〜
RBLJ 長谷川慶子
Russian Ballet Laboratory Japan
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