フー&バロンの猫日記 -76ページ目
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愛猫との出会い

フーを初めて見たのは、とあるペットショップのHPでした。


その子猫は、ロシアンブルーとしては破格の3万円。


少し話が逸れますが、私自身が猫好きなのにも拘らず、昔住んでいたペット禁止の団地から現在の一軒家に移る際に迎えたのは犬。

父と姉が犬好きだというのが理由でした。


その後、何度「猫を飼いたい」と言ってみても、「うちはゴン太だけで精一杯でしょ」とあしらわれ、引き下がってきました。


が、私が家を留守にしていたある日のこと、父と姉は私に黙って犬をもう一匹購入。

「ゴン太一人じゃ寂しいと思ってお友達を迎えたよ♪」


「何がゴン太だけで精一杯だゴルァァァ!!」


この後の数カ月に及ぶ戦争の末、就職先が決まったら(当時大学生)猫を飼ってもいいという許可を得ました。


そんなこんなで、某ペットショップを訪ねた私。


ちょうど4年前の今頃の季節、フーとの出会いはその時でした。


そのペットショップはちょっと寂れた、すごく小さいしちょっと不衛生な感じだし、ぶっちゃけ本当に営業してるんだか怪しい感じの店だったのですが、そこにフーはいました。



フー&バロンの猫日記-フー


兄弟と思しき3匹のロシアンブルーの子猫が、ケージの中で元気にじゃれあっていました。


その時、ケージの中から私の方に手を伸ばしてくれたのがフーだったのですが、もうこの仔しかいないと思いました。


当時まだ就職先は決まっていなかったのですが、店員さんに「この仔、必ず迎えに来ますので取っておいてください」とお願いし、約一ヶ月後に迎えに来ることに。


フーを初めて見たときの母の第一声は、「あら、可愛い」でした。

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