夏の夕暮れ時。玄関にクマゼミが仰向けに横たわっていた。死んでいると思って、はねの端をつかんでしまったら、勢いよく、はばたいた。はねが少しちぎれてしまった。でも蝉は何も言わずに、大きく旋回しながら空高く飛んでいった。余計なことをしたと思った。「八日目の蝉」だったのだろうか?昨日は,母の命日。いまの、僕と同じ年に天国にいったんだっけ…