義母も落ち着いて生活していて、6月から私も働き始めました。
ところが、8月末に発熱が続きすぐに入院となってしまいました。
膀胱癌が進んできていて、腎臓が圧迫されているようで身体が炎症を起こし、中々熱が下がらない日々でした。
入院から1ヶ月、熱は下がったけれど食べられない状態。
病院と特養との夫で話し合いが持たれ、特養に戻るのであれば酸素も点滴もしないということに…。
夫がそれを受け入れて特養に戻ると決まってかえってきたのだけど…夫婦でじっくり話し合い。
延命措置は望まないけど…酸素も点滴も無し
という選択は家族には厳しい気が。
言葉は悪いけど…見捨てるような気持ちになる。
結果、特養は退所いたしました。
あれだけ願ってやっと入所できたのにたった4ヶ月…。
病院の相談員さんに相談して、療養型の病院を探してもらうことになりました。
その方がいいかな。そういう選択にしました。
特養は開所したばかりで、このようなケースが初めてだったからスタッフの方はとても緊張されていたそうです。退所となってホッとされているかな?
というわけで…義母はそう長くはないと思います。
義母の最期をどのような場所でどの様に迎えさせてあげれば…ということが現実になってきました。
いつも義母が入院したら、私は毎日、何回も通いお世話してきましたが、今回は仕事もあり中々行けないけれど、夫も洗濯物を取りに行ったりオムツを持って行ったりしてくれるし、看護師さんもよくしてくださるし。
義母が前のように動き回ったりしないからではあるけれど、とてもみなさんにお世話になり感謝しかありません。
私が!私が!って思ってやってきた介護生活でしたが…。
きっとここまで義母の状態が悪くなったからであって、やはり認知症初期の介護が一番辛かったな…と改めて思います。
どのような形になるかわからないし、いつになるかわからないけど…義母の最期を優しい気持ちで見送れそう気持ちです。