2週間健診で8g/日しか増えていないことが発覚したため、次の日小児科を受診しました。


血液検査、脳のCT、1ヶ月健診でもやるお医者さんが赤ちゃんの両手を持って引き上げてちょっと落とすアレとかその場でできる検査を行いました。


「今日行った血液検査、CTともに問題はありません。ただ、ミルクを飲まなくても体重が増えていれば良いのですがこの子の場合は結果として体重が増えていません。ミルクを飲まない原因は多岐に渡るので、2〜3週間入院していただいて、今日できない検査をしっかり行うことをお勧めします。」

とのことでした。
また、口から必要量接種できていないので、
哺乳瓶で口からミルクを飲んで残った量を
鼻管から注入する、経管栄養がこの入院生活から
スタートすることになります。

経管栄養を使って体重を増やしつつ、必要な検査を行い、何か問題が発覚したら適宜対応していく。

そのような目的で入院生活がスタートしました。


ちなみにワタクシ体だけは丈夫で
骨を折ったこともなければ鼻血も出たことがなく
学級閉鎖になる程流行ってもインフルにもかからず
滅多なことではお腹も壊さない最強体質なので
こんなに長く入院するなんて初めてでした。

また、産褥期のワンオペ24h付き添い入院の大変さはとてつもなく、流石に体力が限界でした...。
親の付き添い入院の闇はネットで調べたらたくさん出てくるので興味のある方はぜひ検索してみてください💫


さて、まずは経管栄養の取り扱いを書き起こしたいと思います。
管の挿入以外は入院中〜現在まで、毎ミルク行っています。

・片鼻に、胃まで届く細い管を挿入する(看護師がやってくれました)
※管は1週間に1回交換。その際、刺す鼻の穴は左右を交代する。

シリンジと呼ばれる注射器の針が無いバージョンのようなものを管の先っちょに合体させて引き、胃の中が空っぽになってることを確認する。

・口からミルクを飲んでもらう。

・残ったミルクをシリンジに入れる

・鼻管の先っちょにミルクを入れたシリンジを合体させ、ゆっくり注入していく

・注入が終わったら、ミニシリンジに白湯を1.5ml入れ、同じく注入する。その後、1.5mlほどの空気を注入する。
※管の中にミルクが残っていると固まったり汚れたりするので、洗い流す目的でこの行程があります。

これを、片腕で子を抱きながら片手で全て行います。
鼻から入れても吐き戻しが100%無くなるわけではないため(空気を飲み込まないので多少吐きやすさは減りますが)、片腕で抱っこして子の角度を付けておくことが必須だからです。


全ての工程が終わるまで大体40分〜1時間はかかってましたねぇ...。
吐き戻しされるとお察しの通り倍時間かかります。

ミルクはきっちり3時間おきにあげるので、睡眠不足えぐかったです。

(あと付き添い入院してる親にはご飯出ないので間の時間でコンビニに走って買いだめしたり......洗濯や哺乳瓶消毒に走って出たり.........病院にはとても感謝してますがもう二度とやりたくない........)


とにかく、この経管栄養を使用していると
毎日きっちり体重が30g前後増えていきました。
工程は多いし、お肌に管を固定するテープを貼るため
肌荒れが可哀想だし、やっぱり管を交換する時の
子の泣きが心を痛めますが、
しっかりと成長を手助けしている効果が目に見えました。

ただやっぱり、早く口から必要量飲めるようになって欲しいという思いは今でも変わらないです.....。

1日中鼻に何か入ってるのなんて、大人でも嫌だもんね。

ちなみに、経管栄養使ってると咳込み・ゲップの出づらさがあります。


次回、検査結果についてまとめます。