こんにちは るるです

第2回の今回はミューズの真髄を紹介します

 

ミューズの真髄の著者は文野紋(ふみのあや)先生、出版はKADOKAWAです

 

この作品の主人公は、現役時代の美大受験に失敗し働きながら再受験を目指します。

夢を追いかける道中たくさんの人と関わり、様々な気持ちを味わいます。

すれ違ってしまうお母さんに対するいら立ち、何かのオマージュにしかなれない自分への絶望

素直になれず意地悪を言ってくる鍋島さんへの誤解、美大を目指す予備校の教師月岡先生への憧れ

それらのほとんどは読者も体験したことがあるものでしょう

 

何かを本気で目指したことのある人はわかるはずです

才能が無いとわかってしまった時の空虚な心の在り様、それでもやめられない諦めの悪さ

万策尽き、お金も尽きた頃の自分はあこがれた姿になれているのか?という不安

 

主人公の美大受験がどんな結末を迎えるのか、

周りの人々は彼女の挑戦をどんな気持ちで眺めるのか

このブログを読んでくださった方は自分の目で確かめてほしいです

 

ありがとうございました

このブログを書いているときに聴いていた曲は有機酸さんのquiet roomです