こんにちは、コッコちゃんです。
2月は、オペラの本番に向けて練習が佳境に入っております。
芦屋市民オペラは「椿姫」から合唱参加させてもらってますが、今年はモーツァルト作曲の「ドン・ジョバンニ」です。
モーツァルトの音楽って、一言で表現すると「純粋」
そして「悲しみ」
日本を代表する文芸評論家・小林秀雄の「モオツアルト」の中でも「悲しみ」のことが触れられています。
モーツァルトは35歳の短い生涯で1000曲くらいの作品を残したと言われますが、短調の曲は極端に少ないです。
後は、みんな長調。
モーツァルトの短調は例外なくすべて名曲。
でも、長調であっても、、どこか悲しい。。
その「悲しみ」の響きが…人間の奥底に眠る感情の源泉に届いてしまう。
決して重々しくなく、優しい光のような感じで。
わたしは中高生~若いころはポップス、ロックに傾倒しましたが、だんだん、クラシックに戻ってきました。
年を重ねると、再びモーツァルトの「悲しみ」に触れることができるようになってきたんですかねぇ?
今回のオペラもモーツァルトだから、参加を決めたところがあります。
今のわたしには、グランドオペラの強さではなく…
オペレッタの楽しさではなく…
他の作曲家の作品には感じられない「時として現れる、美しい旋律の中に沈む繊細な悲しさ」を感じ、共鳴したかった。
寄り添ってもらいたかったのかも知れません。
オペラであっても、その魅力は余すところなく表現されています。
女たらしなドンファンの最期は、はたして…??
是非、見に来て下さいねっ!
2月22日(日)
芦屋ルナホール
組11時30分開演(終演予定14時50分)
組16時30分開演(終演予定19時50分)
当日券あります。