日興堂さんで3月23日に行われたお茶会。
さまざまなジャンルの作家さん15人が谷崎潤一郎の著書「陰翳礼讃」をオマージュした作品を携え、茶の湯として昇華させるという素敵な企画の茶会が催されました。
谷崎の「灯に照らされた闇の色を見たことがあるか」という問いかけに答えを求めるべく創作された作品たちを結集した茶会。
チラシに「陽光や電燈のの下では決して見ることのできない美を感じていただけるはず」
なんて
書かれていたら、いや~~~ん
期待に胸が膨らんで、ウキウキしちゃいます~~
谷崎潤一郎と言えば、、「春琴抄」と「細雪」しか読んだことがなく。
「細雪」は映画も見ました。
たしか、耽美主義でしたよね。独特の世界観に誘われてゆくのが楽しくて。。
さてさて、待合でも、和ろうそく一本のほの暗い空間で、、、
これから本席での茶会への導入が、すでに始まっているんですよね。
部屋の灯りは、和ろうそくのみ。
現代においては、なかなか体験できない光と影の世界です。
そのため、茶室に入る人数も10人という少人数でした。
そこで、な、な、なんと、わたしったら、お正客の席に座ることに
ぎゃ~~ん、どうしよう