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シナは、しばし考えた末、パンクが9か月間WWE王座に君臨してきたことに触れ、それは同時にシナが9か月間王座から遠ざかっていることだと認めた。そして、パンクが今もなおシナ・ファンだらけだと発した問いに触れ、今夜の開催地、フレズノのファンを例に挙げて語り始めた。
彼らフレズノの人々は、地元スポーツチームが不遇にあえいでも、地元チームへの愛情と誇りを絶やさずに応援している姿勢を挙げ、シナ自身はパンクと違って王座だけにこだわっているのではなく、ファンと通じ合い、ファンの支えがあって初めて不屈の闘志で闘いに臨めるのだと断言し、場内を大きく沸かせた。
そしてシナは、どんなことがあってもファンを失望させたりはしないと前置きしたうえで、どれほどWWE王座が欲しくても、今ここでパンクを世界最高の1人だと認めるわけにはいかないと返し、シナ自身こそが最高の存在だと確信していることを告げた。
シナは、その確信は決してうぬぼれなどではなく、これまで彼が闘い抜いてきた生き様に裏付けられたものであり、自分を信じ、同時にファンの信用を裏切らないように闘ってきたからだと断言。ザ・ロックとの勝負に触れながら、その自信のほどをパンクに叩きつけるように発し、さらにパンクに対してそこまでの確信もなく最高だと自称するのであれば、今すぐ立ち去れとまで言い切った。
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