るるのブログへようこそ
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2009年5月に腹腔鏡にて
子宮筋腫核出術を行っています




その時同じ部屋のお隣のベッドだった
Fさんについて記録します📝


はじめての入院とオペで
余裕かましてたのも最初だけ😅

入院して時間が過ぎるごとにどんどん
ナーバスになっていったわたし
とにかく怖くて心細くて不安で
寝れないしあんな気持ちになったのは
人生ではじめてってくらい
情緒不安定爆発させてました💦



そんなヤバい精神状態だった
わたしに気がついたのかお隣のFさんは
とても優しくしてくださいました

珍しい子宮の癌で入院されているらしくて
2週間前にオペを済ませて
どれくらい進行してるかを病理検査をして
結果を今待ってると
これから化学療法に入るために
入院してると仰ってました



わたしより10歳くらい若いお嬢様がいると
仰ってました
そのお嬢さんがお子さんを産んだら
色々手伝ってあげたいから
こんな病気で死ねないのよって笑ってました




わたしは将来妊娠するために
オペをするんですって話をしたら
絶対大丈夫よ全部うまく行くからと
お話ししてくださり不安だと言ったら
背中をさすってくれました

飴をくれたり差し入れのお菓子を
一緒に食べたりしましたニコニコ

なんでもない話でも
オペを少しでも忘れていられて
気分が少し楽になりました


本当に心遣いがありがたかった


オペの後起き上がれるようになった時に
「がんばったね、偉かったね」って
手を握ってくれて
汗をかいたわたしの顔を見て
使ってないストックの汗拭きシートを
丸ごとくれた


若いお嬢さんだから
見た目気になるでしょう?
って笑顔で

まだ具合が悪くてその時はあんまり話は
出来なかったけど鮮明に覚えてるんだな
辛い時に人に優しくしてもらうと
強烈に記憶に残りますよね



私の入院3日目に
Fさんは一時帰宅することになって
お別れになった


うまく言葉が出てこなくて
涙が止まらなくて
泣きながらありがとうございました 
って言うことしかできなくて
お互いの住所を交換して
握手してサヨナラした





たった3日間
それだけの関わりだったのに
本当に人の温かみに触れた出来事だった



退院してすぐ菓子折りと図書券
お礼の手紙を送ってそこから
年賀状やお手紙でやり取りするようになる


化学療法放射線療法が全て終わって
経過観察になりましたとか
娘さんが成人しましたとか
わたしは結婚しましたとか
新しい職場での仕事が始まりましたとかetc…


一度だけお互いの定期検診のタイミングが
かぶって病院の下のスタバでお
茶したこともあったなぁ☕️



たった3日間のつながりがこんなふうに続いていくこともあるんだなって思っていた




オペしてから5年後

2014年の年賀状の返事は
ご主人からのお手紙で
Fさんが2013年の11月に亡くなった
と言うお知らせだった


慌ててご自宅にお電話すると
お嬢さんが出られて自己紹介をして話し込む


Fさんは癌が転移してしまいそれが原因で
亡くなってしまったとのことだった
まだ52歳だった


電話を切った後
妹にこの話をしてる最中
誰もいないトイレのお父さん犬スリッパ 
(ソフトバンクのおまけでもらえるやつ
それをトイレスリッパにしてたw)
が急に話し出した
触らないと話さないやつなのに



あぁ、きっとFさん来てくれたんだなって
怖さとか全く無くて温かい気持ちになって
また心の中でお礼を言った



本当に一瞬のつながりだったのに
私にとって忘れられない出来事



腹腔鏡のオペの記録を書くなら
この出来事も外せないから残しました



Fさんが大丈夫よ🙆‍♀️うまく行くから
と話してくれたように
時間かかったけど
(時間かかったのは私が決断するのが遅かったからなんだけど😅)
あの時の望みが今叶ってる

だからきっと壁を乗り越えた先には
絶対ご褒美が待っている


自分が望む未来って自分で絶対作れるって
信じれるようになったわたしの人生で
大切な大切な出来事のひとつです



腹腔鏡のオペについての
記録はこちらで終了です💁‍♀️
ご覧くださりありがとうございました😊