はじまり
結婚したい。ただそれだけなのに色々な不安がつきまとうようやく見つけた結婚したいと思った運命の人プロポーズもされて、いざご両親にご挨拶そう思ったがなかなか話が進まない彼は代々医者の家系お父さんも循環器内科医でお母さんは看護師、彼の妹も医者だ親戚も代々医者で、医院をたくさんもってる一方、私は音楽大学出身だけど収入の関係で就職し、一般企業に勤める10年目の事務だ父母共に普通の会社員で学費が高い音楽大学は一生懸命働いて卒業させてくれた自分の事を卑下したくはないが、正直、負い目を感じている自分がいる特になんの資格なく特技はピアノくらいで「普通」だきっとそこを彼の母親は心配しているのではないかと思ってしまう彼とは上手くいっているし別れる理由は全く見当たらないだが今のままでは結婚できるかどうかは分からないやはり心にひっかかるものは自分自身について- 価値のない自分 -そんなこと思いたくないし今まで思ったこともなかったのに結婚がすんなり決まらないことで、すこし思い知らされている気がするいや、思い知らされるというより気付いたのかもしれないだからこそ決めた価値は自分で作る彼が年収1000万稼ぐなら、私も1000万稼ぐ女になればいい年収1000万、自宅勤務可能この条件に合うのは「エンジニア」だいまの私のスキルと言えばエクセルのVBAを少々扱える程度HTML CSS PHP SQL は名前を聞いたことがある、そういうレベル32歳別に一般企業で働く人間が価値がないと言っているわけではないこれはただ「私自身」の問題なのだ今の私は自分に価値があると思えないここから這い上がりたい自分で自分を誇れるようになりたい「私にはこれがある」という自信を持ちたい今は何も持っていない自分だが、自分の価値は自分で創り出すと決めた今の自分が「自分は価値がない」と感じているから行動する、ただそれだけだ結果がどうであれ自分の価値に気付くきっかけをくれたこの出来事には感謝なのかもしれないもちろん「価値」の概念は人それぞれ