結婚が正式に決まったあと、私たちは入会していたA社のそれぞれの支社から退会することを決めました。
それが、本当のゴールインであり、私が長らく願っていたこと。
本当に結婚が叶い、退社できる運びになったとは、それまでの日々のことを思い出すと夢のようでした。
ダンナは書面で退会手続きを行ったのですが、私は直接支社に行って担当者に結婚を報告するとともに退会手続きをしたいと希望しました。
その時に、ダンナも一緒に来てほしかったのです。
この人が私のパートナーだと紹介したかった。
幸せになれたという報告を直接伝えて、その場で退会するというビジョンに憧れていたのです。
ダンナももちろん承諾してくれて、とある日に京都にある支社のオフィスを久しぶりに訪問しました。
もちろん担当者は、私たち二人が揃って結婚の報告に来たことをすごく喜んでくれたようです。
私も胸を張って幸せになれたことを報告でき、喜びもひとしおでした。
退会手続きが済み、私たちがそのオフィスを出る時。
挨拶をして去る時、エレベーターにたどり着くまでの廊下はとっても長かったのです。
何でこんなに遠いんだ?というくらい、すごく距離があって(笑)
帰る時の私たちは自然にいつものように手をつなぎ、その廊下を進み出しました。
おそらくまだ見送ってくれているだろうなと揃って振り返ると、担当者は私たちが手をつないで帰ろうとしている光景に大喜びしてくれているようでした。
少し進んでまた振り返ってみると、なぜかその担当者の回りに他の担当者もわらわらと集まってきていて(笑)
私たちのことを、とても仲つまじくまるでバージンロードを歩いて帰っているような幸せな二人だと見てくれたのでしょう。
彼らの喜びが伝わってきて、おまけに廊下が遠すぎるもんだから何度も振り返ってお辞儀をするのがおかしくて。
私たちはおかしくて笑い合いながら、ようやくその支社をあとにしました。
誰かに幸せな報告ができること、そして相手も我が事のように喜んでくれるのを見るのはとても嬉しいものですね。
そして、結婚寿退会(笑)という夢を叶えた私、実はもう1つ、叶えたい夢があったのです。
A社で毎月発行されている会報。
無料冊子なのですが内容は盛りだくさんで、出会い実現のためのチャンスの場もさることながら、コラムや読み物なども充実していました。
私、毎月これを読むのがとっても楽しみだったんです(笑)
中でも一番楽しみにしていた記事が、会員のサクセスストーリー。
無事にゴールインしたカップルが、本人の写真掲載とともにどのようにして結婚にまで至ったのか、そのストーリーが綴られているものです。
二組の事例しかないけれど、カップルのそれぞれの視点からの言葉も載せられているので、それも面白くて。
サクセスストーリーは実に様々で、当然ながら似たようなものなど1つもなく。
年齢差ももちろんあったり、環境や考え方の違いなども然りです。
そんな二人がどのように絆を深め合っていったのか。
それを、ハートがキュンキュンしながら読んでいたんですね(笑)
その記事を読んだことが、私もA社で結婚を叶えたいと思わせてくれたきっかけの1つでもありました。
そして、私も結婚ができたら、ぜひともこの会報に自分達のサクセスストーリを載せたい!と思っていたんです。
聴覚障害のハンデがある私。
そのことも載せてもらった上で、例え障害だけでなく何らかのハンデがあったとしてきっと乗り越えられる。
本当に叶えようと思ったらきっとそれは障害にはならなくなるよ、ということをサクセスストーリーを通して伝えられたらいいなと思ったんです。
ダンナにもこのことを話し、もちろん同意してくれました。
早速応募したのですが、応募者の殺到数も実にすさまじいので、応募が通るのも実に1年後以降かもしれないとは聞いていました(^_^;)
そして無事にゴールインして1年が経った頃、本当に忘れていた頃に応募が通ったとの知らせが届きました!
そして、電話での取材がありました。
もちろん私は聞こえないからダンナが受話器を取り、担当者とやり取りをしながら、私にも言葉を伝えてもらったり。
ダンナが中間に立って双方の通訳を務めてくれ、しっかりと電話取材に応えることができました。
そして、ついに私たちのサクセスストーリーが載った会報が出来上がったのです
今でも宝物として大切に保管しているんです。
私たちの写真はすでに送っているからイラストレーターさんが、私たちをそっくりに描いてくれました♪
写真がない、右上のイラストの母だけは全然似ていませんが(笑)
記事のタイトルは「結婚にハンディキャップなんて関係ない」でした。
この婚活記事で長々とつづってきたこれまでのストーリーが、シーンごとにコンパクトにまとめられています。
記事の最後は、私の考えた文章でこう締めくくってくれました。
「彼はありのままの私を大切に愛してくれ、常に思いやりを忘れない優しい人です。
私もそんな彼の支えになれることに喜びを感じています。
幸せになるのにハンディなど関係ありません。
大事なのは幸せになるという気持ちをあきらめないこと。
A社で二人が出会えたのは、まさに運命の糸で結ばれていたからだと思います。
私たちを巡り合わせてくれたA社に、そして運命に感謝します」
このことは、今ブログを見て下さっている皆さんに、特に女性としての幸せをつかもうと頑張っているだろう方がおられるのなら尚更、伝えたいことなんです。
本当にあきらめなくて良かった。
自分と向き合うことでしんどかったり、嫌な思いをしたり、つらかったこともあった。
でもこれもすべて、自分の求める幸せにたどり着くために必要なことでもあったことで。
本当に結婚して幸せになりたい、しっかり愛されたい、自分も愛したい。
身をもって「愛」を知りたい。
愛する人とともに歩んでいく確かな未来がほしい。
そのことがずっと魂の底にあったからこそ、どんなに時間がかかってもこの夢を叶えることができたのだと思います。
夢が叶うこと、叶えること、そのことについていろんな考え方やとらえ方があると思います。
願えばどんなことだって叶う!だったり、叶わない夢だってあるとか、時間がかかっていつの間にか叶っていたとかだったり。
人それぞれの形があると思います。
私は、この婚活を通して本当に結婚という夢を叶えられたんだなあという感慨があります。
そして、少しでも私の体験が誰かの役に立ったり参考になれたら嬉しいなあと思いました。
結婚情報サービス会社はこのようなものだとか(笑)
「ほー、そうだったんだな」でも、もちろん十分です
そして何より、自分の婚活サクセスストーリーをこうしてブログに連載できたこと、皆さんにお伝えすることができたこと、そして最後まで読んで下さったことが本当に嬉しいです
ありがとうございます
いかがでしたでしょうか
楽しく読んでいただけたのなら本当に幸いです
長い連載になりましたが、最後まで読んでいただけてどうもありがとうございました
ちょうど切りよく、5月最後の日に完了できた
今、私たちは結婚して丸14年になります。
まだまだお互いに飽きず、コントのような楽しいやりとりで毎日忙しく(笑)
まだまだ恋人同士の気分でいてます
時には感情をぶつけ合ったり、涙を見せたこともあったけれど、その都度必ず私たちは乗り越えていく。
そして、より互いの心の絆を強くしていく。
愛を深めていく。
あの世に行っても生まれ変わらずに、ずっと一緒に添い遂げるんだと決めているくらい、本当にダンナのことしか考えられません。
きっと過去世でも何度でも私たちは巡り会っていたと思います。
今世でも魂の再会ができ、結ばれることができて本当に良かったなと思います。
スピリチュアルを知らなかった当時の私でも、本当にそのことは深く心から感じていたと思います。
まだまだこれからも、一緒にいることで学びや気づきがあると思います。
それもまた、二人でしっかりと乗り越えてゆけると心から信じて。
一生、ダンナのことを心から愛し続けていきます。
ダンナがいるからこそ、今の私がいられる。
私がいるからこそ、今のダンナがいられる。
結構、があがあと言いたい放題になってしまった、うるさい私だけど(笑)
私たちは魂の伴侶なのであり、死が私たちを分かつことがあっても、私たちの魂の絆は何物も絶つことはできません。
生きていく上で本当に最高の、かけがえのない素晴らしい賜り物を得られたと思います
ダンナ、出会ってくれて、選んでくれてありがとう
永遠に愛しています
ありがとうございました
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