つい先日、本屋さんで見つけた本です
本の帯に書かれていたキャッチフレーズが「カラスに襲われて天使になった子猫ちゃん」…。
どんなんかと思ってめくってみると、これでもかこれでもか~というくらい、かわいい子猫ちゃんの写真ばかり
でも、著者がこの子猫ちゃんを見つけたのは、この子猫がまさにカラスに襲われている真っ最中で、その悲鳴を聞きつけたからなんです
どうやってその子猫がその場にいたのか、カラスによる襲撃のせいによるものなのかはわからないそうだけれど、とにかく発見時はものすごい重症だったのです。
著者が引き取ることになり、それは懸命な介護で尽くしていました
その甲斐あって、少しずつ子猫ちゃんは回復してきたように見えて、とても愛くるしい姿を見せていたのですが、ある日急変して天に召されてしまいました
本当に短い命ではあったけれど、写真を見ると生命力にあふれていて、本当に「今を生きている」そのまんまです
子猫ちゃんには、きっと明日がどうなるかなんて考えていない。
ただ、今ある時を一生懸命生きているだけ、もとよりすべての動物がそうでしょうね
そんな姿がたくさん載っているし、著者さんのところに最初から飼われていたわんこちゃんもとってもかわいがっていて、仲良く寄り添っていたのが愛くるしい~
インコちゃんもいて、子猫ちゃんがまだ接しても大丈夫な時は仲良くしていましたよ!
この本は、子猫ちゃんの愛らさしさも伝えているけれど、短い命を終えたこの子猫から教えてもらったことや命の大切さがいっぱいぎゅーっと詰まっていると思います
わさびと名付けてもらえた子猫ちゃんは短い命だったけど、たっくさん愛をもらって幸せだったんじゃないかなあと思います~
まだほんの赤ちゃんなのにひどい重症を負って、痛みもつらかったんだろうけど、たくさん愛されて本当によかったね!って言ってあげたいです
この本の売り上げの一部は、動物愛護団体に寄付されるそうです