今日、唐招提寺へ行ってきました。
毎年、6月5日〜7日の3日間だけ特別公開です。
唐招提寺の開祖鑑真和上(がんじんわじょう)の命日である6月6日に営まれる「開山忌舎利会(かいさんきしゃりえ)」に合わせて開催されています。
公開されているのは
・国宝 「鑑真和上坐像」
・重要文化財の 御影堂
・唐招提寺 御影堂(みえいどう)宸殿の間
の障壁画「濤声(とうせい)」
一番心に残ったのは、東山魁夷画伯が10年の歳月をかけて奉納した大作、障壁画「濤声」です。
エメラルドグリーンの海と岩礁が描かれていて、静けさの中に力強い波の気配が感じられる作品で、作品の前に立つと、まるで波の音が聞こえてくるようで…
静寂の中に広がる青い海。
穏やかでありながら力強く、心がゆっくりと解きほぐされていくような…
「波の音なき波の声に耳を澄ませながら、いつまでもそこに佇んでいたい…。そんな思いが自然と湧いてきました。
慌ただしい日常を離れ、しばし時を忘れて作品に引き込まれ、心安らぐ豊かな時間をいただきました。




