高2夏休み明け。息子は学生生活へと戻っていきました。
週3日の登校日は、現在感染状況をふまえて登校かオンライン受講かは本人選択。
今月は、オンライン受講と決めたそうです。
中学のガッツリ不登校時期、そしていまでも、息子は夜、よく散歩に出かけます。
今は、気分転換みたい。
かつては、いろいろ、いろいろ考えて、苦しくて、でも
(たぶんだけど)自分と向き合いに。
いまでも、息子が「散歩に行く」というと、思い出すことがあります。
彼が中学生のころに、一度尋ねました。
「同じ山の、同じ木の上にいるっていうけど、人に会ってびっくりされたりしない?」
彼の答えは
「ううん、いつもおれと、犬の散歩のおじちゃんだけ」
見知らぬおじちゃん。いつも同じ人。
夜遅い時間に、木の枝の上にずっといる中学生に特に何も言わず、
静かに、同じ時を過ごしていた人。
何を話すこともないけれど、とても心地よい、大切な時間だったそうです。
たぶん、木の上で過ごす時間は、
社会にもどっていくために必要だったのだと今はわかります。
ひたすら考える時間。
そんな息子を見て、
頭ごなしに叱責や否定をせず、
かといって働きかけもせず。
ただ、共に時を過ごしてくださった見知らぬおじちゃんに、
私は心からお礼を言いたい。
そして、誰かをこんなふうにサポートできたらな、と
思いました。
