春分を過ぎて4月になり
すっかり春らしくなりました。
新生活を迎える人もいらっしゃいますが
体調はいかがでしょうか。
季節の移り変わりは
陰陽のエネルギーのバランスの変化です。
冬至に陰がピークを迎えた後
徐々に陽のエネルギーが増えていき
春分でちょうどバランスが均等になります。
そして6月の夏至までは陽が増えて
本格的な陽の季節です。
※こちら を参考に作成しました
4月から5月は
生活の環境が変わることで
体調を崩す人が増えますが
逆に4月ごろになると
安定する人もいるのではないでしょうか。
実は私がそのパターンで
2月の立春から3月の春分までが
いつも苦手な季節で
頻繁に体調を崩してました。
特に精神的に弱ってた
数年前まではその傾向が顕著で
2月になると
キラキラ輝く太陽を見ながら
「ああ、この眩しさについていけない」
「まだ表に出たくない。引き籠もっていたい」
と思っていました。
これは私の感覚ですが
まだまだ自分は
「陰」の世界へ留まっていたいのに
周囲の世界は
「陽」のエネルギーがグイグイ増えるから
日ごとにギャップが広がって
ついていけなかったのです。
冬から春への季節の変わり目は
陰が強い人にとっては
そのような抵抗が
強くなる時期だと思います。
春分を過ぎて4月になると
陽のエネルギーが安定するので
陰陽の観点で考えると
不安定さが減るのではないでしょうか。
(新年度・新生活という別の問題は出てきますけど…)
もし4月になっても
まだ春の光を「しんどい」と感じるなら
私がオススメする対策は
「生活のリズムを整えること」です。
陰のエネルギーを補充するために
夜は早めに寝て、充分な睡眠を取る。
そして
陽のエネルギーへ付いていけるように
朝のうちに起きて、太陽の光を浴びる。
(昼まで寝ない!)
こうして考えると
「生活のリズムを整えなさい」
と言われるのは
理にかなってるんですね。
他にも旬の食材をとったり
季節に体を合わせる方法はいくつかあります。
人も自然の一部なので
季節が変われば心も体も
環境に合わせて変わります。
現代人は
特に都会に住んでいると
365日エアコンの効いた室内にいて
ほぼ変化のない生活を過ごしがちですが
太陽の光を浴びている限りは
確実に体が連動して変化します。
季節の移り変わりへ
上手に対応して体を整えると
4月からの新年度で環境が変わり
ストレスが増える場合でも
負荷を減らせると思います。
まずは早寝早起きから。
太陽に合わせる生活を
少しでも意識してみてくださいね。