嵐カラーに染まれ! 嵐妄想小説

嵐カラーに染まれ! 嵐妄想小説

日々の自分勝手な妄想と独り言を綴るブログです!
嵐さんのお名前をお借りしてお話を書いてます
よろしく~ねっ!(^○^)

2013年からブログ書いてる、るぅです♪
こちらは第2部になります~
ほぼほぼ妄想を勝手に綴って何だかソレがライフワーク!?
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スロウ
88 絵里奈「trap②」




エントランスで、この前ここへ来た時の消えそうな記憶を頼りに
一回、宮様の部屋番号を押してみる…

でも、間違ってたらどうしようって思って
(だって誰も知らない人=私がモニターに映ってるんだよ?)

すぐに取り消した

 

 

すると宮様が自動ドアから現れて
私の手を取って引き入れてくれる



「とりあえずこんな時間だし、俺ん家で話そっか」

『いえっ、あの!玄関でいいですから、ホントに!』

「ははっ、警戒してんだ?

何を今さら…


ま、いいよ
じゃあ玄関で(笑)」


エレベーターの前

宮様の手の平は、私の手から離れて上向きの矢印ボタンを押した




「聞いてみて、はぐらかされたり
自分が納得行く答えが返って来なかったら…

そしたらオレが答えてやるよ

でも、それも
オレから見た話でしかないけどね

それでいいんだったら、その時は聞きに来れば?」




1階に向かって下りてくるエレベーターを待ちながら
マスタード色のネルシャツの背中を見つめていた



宮様、私ちゃんと聞きました

大野さんに…


大野さんは、お姉さまとのこと

隠したりしないで、全部話してくれましたよ?



「何で大野さんが一人で大阪に行く羽目になったのか
分かるんじゃない?

だって、二年前アナタは大野さんが好きだったんでしょ?
でも、大野さんは一人で大阪に行った…

何でなんだろうね?


オレも


本当の事が聞きたいよ…」




二年前

大野さんの送別会を松本さんと三人でした


気を利かせた松本さんが先に帰って
私と大野さんを二人っきりにしてくれたんだけど

泣いて、ろくに告白もできない私に
優しく大野さんは言ってくれた…

二年待ってねって…


私の気持ちは、あの時大野さんに届いていたけど

だからって私たちが
交際を始めることはなかった




宮様、大野さんはそういう人なんです

つかささんと別れたからって
すぐ新しい恋に切り替えられない人なんです


それだけ、つかささんを思ってたんですよ…

 

 

チクッ

 

あー、胸がチクチクする…

 


そうよ、大野さんは別につかささんをキライで別れたんじゃないんだから


あっちがダメだったから次はコッチって…

 

そんなすぐ私に乗り換えるわけないじゃない

 


それに、付き合い始めてすぐ遠恋なんて…


私のことを思って、二年間待ってって言ってくれたんだから…

 

 

 


今日、この話をすれば

きっと宮様は考え直すだろう


大野さんだけが悪いと思ってる
あの二年前の別れのことを…



でも、ちょっとショックかな?

私が宮様の立場で

つかささんの妹だったとしても…


やっぱりショックだよ



 

 

エレベーターから宮様のお部屋はすぐだった



「 はい、どうぞ 」


玄関のドアを開けた、にこやかな宮様の笑顔が
この後曇ってしまうのだろうか…?



でも、知った方がいいんだ


そうよ、宮様は知りたいって言ったんだから



本当のことを知った方が





いいんだ…