今日は、アイデアの生み方についてお話ししたいと思います。
僕はよくスタッフやコミュメンバーから「アイデアマン」のように言われることがあります。
「皆が諦めていた無理難題を、斬新なアイデアでもって突破していく人」というイメージを持たれているようです。
自分で言うのもアレですが、たしかにこれまでの自分の活動を振り返ると、そういった場面が何度かあったかもしれません。
昨日、コミュメンバーとの小会議の中で「天動説」から「地動説」にひっくり返るぐらいの大きな大きな発見が最近ありまして、さっそく準備に入ったのですが、これがハマれば大変なことになるのは間違いなくて、「アイデア」と呼ぶに相応しいものだと思います。
まぁ、近々、発表します。
そのアイデアの生まれ方が、すっごく分かりやすくてですね…いきなりパッと降ってきたものじゃなくて、結論を言っちゃうと「合わせ技」なんです。
僕は実験が好きなので、「これをやるとどうなるのかな?」という実験を毎日やっているのですが、今回のアイデアは、3つ4つの実験結果を整理して、ガッチャンコしたものであって、一つたしかなことは、「実験を繰り返していないと生まれてこなかった」ということです。
たとえば、僕のコミュニティって「現在進行形のメイキング」なんですね。
実はコミュニティメンバー相手に結構な数の実験を繰り返してまして、「この人とこの人、夢や目標が近いから協力できるな」とか「このシステムを導入したら何人が幸せになるかな」といった感じです。
目的はもちろん、教育改革なのですが・・・
まとめると、これまでに生まれてきたアイデアは、全て「実験結果の合わせ技」で、突然、発生したものではないんです。
ポイントは「何と何の合わせ技であるか?」という素材の部分で、多くの場合それは「実験結果」なんですね。
つまり、「昨日まで答えを知らなかったこと」が素材となっています。
ここが非常に大事で「皆が答えを知っていること」と「皆が答えを知っていること」を組み合わせたところで、そんなものはもう世の中に溢れ返っているんですね。
多くの人はアイデアというものと向き合う時に、「組み合わせ」に目を向けてしまうのですが、同じ素材を使ったら、同じような料理が出来上がってしまいます。
なので、誰も見たことが無いアイデアを生み出そうと思ったら、本当に目を向けなきゃいけないのは「素材」だと思います。
よく「いいアイデアが思いつかない」みたいな声を聞きますが、そりゃそうです。
貴方が持っている素材は、皆が持っているんだもん。違いを生み出せるわけがない。
「実験(分からないこと)をする」というのがアイデアを生み出す時のドレスコードで、「答えが見えていること」ばかりをやる生活は、アイデアからは遠退いてしまいます。
もし何か面白いことをしたいのであれば、結果がどちらに転んでもいいので、「積極的に分からないことをやる」という生活してみることをオススメします。
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